東芝 PB35READ125AD71 電源ジャック陥没

東芝 B35/R PB35READ125AD71 充電ができない

充電ができなくなり電源が入らなくなった東芝のノートパソコン。

電源アダプターのプラグを差したときに違和感があります。
きちんと差さっている感触がありません。
最近のノートパソコンだと電源ジャックがマザーボードにハンダで直付けされていることが多いのですが、この機種はジャックはケーブルで取り付けられているようです。

改めて差し込み部を確認してみると、へこみがあって明らかにぶつけた跡がありました。

ジャックも奥に押し込まれた状態で、プラグはまともに差さないようです。
電源アダプターが差さったまま強くぶつけたと思われます。

分解して診断をおこないます。
バッテリーリーを外してから裏面のネジを全部外します。

DVDドライブを抜き取り、ボトムカバーを外します。

2.5インチHDDの搭載部分にはM.2の変換アダプターが取り付けてあって、M.2のSATA　SSDが搭載されていました。

変換アダプターは東芝純正のようですね。
SSDやメモリーのチェックでの異常はありませんでした。

電源ジャック部分を確認するとジャックパーツの固定部分がゆがんで広がってしまっていました。

アダプターのプラグが強く斜めに押し込まれたせいで破損して、ジャックが押し込まれたままになってようです。
幸いジャックパーツ内部の破損はなく、ジャックを外して直接アダプターを繋ぐと電源が入りました。

パーツ交換の必要はなく、ジャックの固定だけで修理が可能です。

固定は成形固定樹脂でおこないます。
完全に接着固定するため今後外すためには、接着部を倭乱蹴ればならなくなるのが欠点でしょうか。
逆にいえば、少々のことではずれたりしなくなります。

組み立てたあと充電の確認もしておきます。
正常を確認して終了です。

電源アダプターを繋いだまま移動させたりするとジャックの破損が起こりやすくなります。
移動時などは、必ず電源アダプターやUSBメモリーなどは外しましょう

こちらもご覧ください。