東芝 AZ15/VW PAZ15VW-SKA 起動パスワードが入力できない
起動時にロック画面が出た後、パスワード入力画面が出せません。
そのためリカバリーをしようとしたが、エラーになりリカバリーができないためにリカバリ処置のご依頼です。
Windows7や8.1からWindows10にアップデートしているとリカバリーができないのは良くある話ですが、元々のWindows10の機種でも割と見られる症状ですね。
HDDリカバリーができない
HDDからのリカバリーをするには、電源投入時に「0」キーを押しながら起動をさせます。
メニューの中から「TOSHIBA Recovery Wizard」を選んで進めればいいはずなのですが、「Recovery your PC/Device needs to be repaired」となってしまいます。
そもそもリカバリーをしようとしているはずなのですよ。
いずれにしても、HDDリカバリができないと言うことなのでリカバリーメディアからリカバリーをするか、Windows10のクリーンインストールをするかですね。
リカバリーメディアを作成するのは購入時の必須事項ですが作成している方はまれで、今回も作成はされていません。
内部データからのリカバリーメディア作成
クリーンインストールは避けたいですね。
HDDは機械的には正常で、元々のリカバリー用データは無事なのでそのデータを取り出します。
そのデータを加工してUSBメモリーにリカバリーメディアを作成していきます。
そのUSBリカバリーメディアで外部起動をします。
「TOSHIBA Recovery Wizard」が起動して復元が始まりました。
リカバリー後調整
リカバリーが終了した後、リフレッシュパックにて調整を行います。
MS Officeの有効化も行い、快適に使用できる環境を整えました。
リカバリーの修正ツールのアップデート
東芝のサイトには、リカバリーデータやソフトの修正用アップデータがあります。
PAZ15VW-SKAには「リカバリイメージ更新ツール」がアップされています。
今回のように起動できなくなってからではインストールもできません。
機種により違うようですが、リカバリーの修正ツールは正常時に必ずインストールしておきましょう。
また、リカバリーメディアの作成は必ずおこなっておきましょう