富士通 FMVF52WWG FH52/W リカバリーメディアを作成してのリカバリー
セーフモードでも起動ができません。
HDDの故障やウィルスなどによるWindows破損が原因のことが多いですね。
HDDの検査からおこなっていきます。
分解・HDDは正常
ネジを外せば簡単に裏蓋が外れますが、先にDVDドライブを取り外す必要があります。
裏蓋を外すと全体を金属カバーが覆っていて、その下にHDDがあります。
HDDの検査をしてみると正常でした。
となると、原因は別のところにあるようです。
データの救出も希望されていますが、HDDは正常なのですんなり取り出しが出来ました。
トロイの木馬(ウィルス)検出
コピーを取ったHDDを作業用パソコンにつなぎ、Windowsパーティーション全体のウィルス検査をおこないます。
検査の結果で「トロイの木馬」が検出されました。
これが直接の原因と断定はできませんが環境をきれいにするためにも、リカバリーして調整をすることとなりました。
リカバリーができない・内部データよりリカバリーメディア作成
富士通のWindows10パソコンでのリカバリーは、「回復メニュー」から「初期状態に戻す」でおこないますが、エラーを起こしてリカバリーができません。
Windows10のパソコンはメーカーを問わずリカバリーができないことがよくあります。
Windows10の大型更新によって回復環境やパーティーション構成が変わることに起因しているようです。
こういった場合、当店では内部にあるリカバリー用のデータを取り出して加工してリカバリーメディアを作成します。
かなりの確率でリカバリーできるようになります。
USBメモリーに作成したリカバリーメディアで起動させてリカバリーが可能となりました。
アップデート・調整
リカバリーさえ出来れば、通常通りリフレッシュパックをおこなっていきます。
Windows10のアップデートもおこない、各種機能の確認をしてからご返却となりました。