富士通 FMV-6766CL7c WindowsXP 電源が入らない

富士通 FMV7CLF161 FMV-6766CL7c 電源故障・HDDエラー

仕事で使用しているWindowsXPのパソコンの電源が入らなくなりました。
ソフトなどをそのまま使いたいので、修理がご希望です。

起動した後の写真です。WindowsXP SP3 で懐かしいですね。

仮電源に交換

電源ランプも点かないので、まずは電源を変えてみます。今回はこれがあたりで、電源が入りました。

そのままの状態でメモリーのテストをします。こちらは問題なくクリアしました、

IDE HDDエラー

古い機種なので、HDDはSATAではなくIDEタイプの40Gでした。

取り外して検査すると「代替処理済みセクター」が数個ありました。数値はたいしたことはないのですが、念のためクローンコピーを取っておきます。
コピー機にかけると、たった40Gなのに3時間以上かかりました。数値以上に状態が悪いようです。
2001年のモデルで、15年以上たっているので良く動いているなと思います。

HDDは新品のものに交換して環境をそのまま移行します。
いったん作業用の40G HDDにコピーしたので新品HDDに再コピーしますが、このときは17分で終了しました。

新品に変えたところ、起動時間は半分ほどに短縮されました。

電源 外付けで交換

故障の電源を取り外します。

ケーブルは2本だけとシンプルです。
交換品を探すも、さすがに入手不可でした。
電源のコネクターは汎用の20pinと4pinのみですので代用が可能です。TFX電源を使用しますが、ケースに収まりません。
そのため、ケースの外に設置してケーブルのみを内部に引き込むことにしました。
この場合の問題点は、排気のFanがなくなってしまうことです。
元々は電源のFanのみで内部の空気を排出する仕組みです。電源が外付けになると排気ができません。

排気Fan取り付け

電源のあった部分に、排気用で6cm角のFanを取り付けます。
ねじと結束バンドで固定しました。
完成形はこちらです。

見た目はともかく使用上は問題がありません。
長生きなパソコンですね。もうしばらく頑張ってください。

2件のコメント

    1. フランク様

      マザーボードのボタン電池が切れているために電源が入らないこともあると思います。
      交換後、通常使用出来るのであればそのまま使用しても差し支えありません。

      ただ、XPパソコンであればHDD等検査はしておいた方がいいかもしれません。

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