富士通 FMVF56GDB ファン分解洗浄
電源を入れるとすぐに大きな音でファンが唸ります。
また、Windowsが起動する前に「CPUファンエラー。システムの電源が切れます。前回の起動中にCPUファンエラーが発生しました。」と警告が出ます。
ファンの回転が悪いようですので、分解して交換が必要かどうかを確認します。
Windows7よりのアップデートPC
ファン回転不良の場合、ファンの清掃・洗浄で改善しない場合にパーツ交換を行います。
FMVF56GDBは2012年の発売なので今年ですでに10年がたっていますが、Windows10にアップデート済みです。
年式的なこともあるので、あまり高額にならないようパーツ交換なしに済ませたいですね。
分解して確認
この時点でHDDを取り外して、作業用パソコンで検査しておきます。
年数はたっていますが正常でした。
ファン取り外し・洗浄
外して確認すると回転そのものに抵抗があって、ホコリを取っただけでは改善しませんでした。
ファンの羽は簡単に取れるタイプでしたので、そのまま洗浄作業に入ります。
分解した状態で洗浄液に浸してブラシできれいにします。
コイル側の差し込み部も念入りに洗浄しました。
回転軸のグリスアップ・CPUグリス塗り直し
ファンを乾燥させてから、回転軸に機械用グリスを塗ります。
これで回転はかなりスムーズになりました。
分解のついでに放熱用ヒートシンクも外して、古いCPUグリスを除去しました。
CPUグリスを新たに塗布してヒートシンクとファンを取り付けます。
組み立てて起動させてみるとお預かり時の異音は出なくなっていました。
洗浄・グリスアップでなんとかなったようです。
負荷テスト・ご返却
第2世代の Core i7なので80℃を超えていますが、安定していて問題はありません。
全体的なチェックをしてご返却となりました。
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