中古デスクトップPC HDD増設で電源が入らない

中古購入パソコンにHDDを移設しようとしてケーブル抜け

某ショップで中古パソコンを購入して、それまで使っていたパソコンからHDDを移設したら認識しなくていろいろやっていたら電源が入らなくなったとご相談です。

ショップに相談したら診断に12000円かかると言われて当店にご来店いただきました。
中古での購入金額も年代からすると高めでした。

HDDの認識がまともにできない

旧パソコンについていたHDDもお預かりして、できれば取り付けてほしいと頼まれました。
HDDの内容を確保するためコピー機にかけますが、まともに認識しません。
特殊機に切り替えたらかなり時間がかかって完了しました。

作業用パソコンにHDDをつなぎ直してみると、認識できるときと認識できないときがあります。
HDDのコントローラーが壊れかけているようですね。

電源が入らない原因は電源ボタンケーブル抜け

電源が入らないのは、単純に電源ボタンに接続されている、マザーボード側のケーブル抜けでした。

ピンの向きが横になり、片側が抜けてしまっています。
HDDが認識しないため、マザーボード側のSATAケーブルを何度も差し替えしたと伺いました。
どうやら、そのときに電源ボタンのケーブルが抜けたようです。
コネクターが小さいのでよく見ないとわからないですよね。

このケーブルを正常な位置に挿し直したら、あっけなく電源が入りました。

メモリー接触不良

電源が入るようになりましたが、いきなりエラー音が鳴りました。
一番可能性が高いのはメモリーによるエラーですね。

メモリーをすべて取り外して挿し直したらエラー音もなくなり、画面出力がされました。
メモリーは再度取り外して、導通処置をしておきました。

CMOS電池切れ

画面に文字が写り正常化と思いましたが、警告が出ていました。

BIOSが初期化されたので日時の設定を促す警告で、2015年の日付になっています。
CMOS電池(BIOS設定のバックアップ電池)が切れていために、電源ケーブルを抜いたときにBIOSが初期化されています。
電池交換が必要です。

電池はグラフィックカードの下にありました。
電池交換後にBIOSで日時設定します。

排気FAN増設

某ア○ライドでの中古購入パソコンですが、個人的に納得がいかないことがありました。
それは排気FANがひとつもついていないことです。

電源はケース下部から外気を吸い込むように設置されていてケース内部の排気はできません。
自作中古なので引き取り時からそうだったとしても、パソコンショップが廃熱の必要性を軽くみているのはあり得ないと思います。

ということで、中古FANを増設しました。
勝手にやったことなのでこれはサービスです。

正常起動確認して終了です。

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