昨日の記事に書いてあった、外部メディアからの起動で初期化をする理由について。
まず、こちらのパーティーション構成はSONYのデスクトップ(Vaio)のものです。
これは、Windows7をWindows10にアップグレーしたものです。
この機種は「Assistボタン」が付いていますので、Windowsが起動しない状態でも初期化が出来ます。
しかし、初期化後もパーティション構成は上と変わりません。
DtoDのリカバリーはCドライブしかリカバリーがされないのです。
こちらは、同じ機種をDVDのリカバリーディスクで起動させて初期化したものです。
一番最後に「回復パーティーション」がないのがわかります。
上の画像にある、最後の「回復パーティーション」はWindows10にアップグレードした時に追加で作成されたものなのです。
ここには、回復環境(Windows RE)を起動するためのファイルが格納されています。
Windows10には必須ですが、Windows7の元環境からしたら邪魔者でしかありません。
パーティション構成が変わってしまうことで、初期化が出来なくなってしまうというトラブルもよくあります。
Windows8 8.1からWindows10へのアップグレードでも同様に、パーティーションの構成が変わることが多いです。
以上の理由からメーカー製パソコンを初期化する時は、できる限り外部ディスク(もしくはUSBメモリー)で起動して初期化をおこなうようにしています。
初期化である以上、パーティーション構成も「初期化」したいですね。