Windows11対応CPU
Intelの第8世代CPU(Core i 8000番シリーズファミリー)かAMD Ryzen第2世代CPU(Ryzen2000番 Zen+)以降のCPUに正式対応しています。
一部のCore i7 7000番シリーズが最後に追加されています。
AMDでは逆に一部の2000番シリーズが Zen世代のため非対応です。
基本的に2018年以降に発売されたCPUが対象となっていて、それ以前のCPUについては対象外となっています。
対象PCの拡大はなさそう
対応のCPUはMicrosoftのサイトに記載があります。
Windows10の発表時はIntelのリストはありましたが、Microsoftのリストはありませんでした。
このことから考えてもこのリストより古いCPUが対象に入ることはなさそうです。
CPUの脆弱性問題
2017年~2018年の時期に大きく取り上げられた問題に「Spectre/Meltdown」と呼ばれるCPUの構造的な脆弱性があります。
この脆弱性を利用して悪意のある攻撃が可能となることが公表されて、構造的に設計変更がおこなわれたのが2018年以降発表のCPUといわれています。
CPUの脆弱性への対応は、パソコンのファームウェアアップデートにより対応がはかられましたが、OS側でも対応がなされています。
この関係でCPUのパフォーマンスが最大25%程度落ちています。
特に第7世代Coreシリーズで、動作が遅いという話をよく聞きます。
Windows10では過去のCPUもサポートしないといけないので、今後も脆弱性問題のサポートをしなければなりません。
これに対して、第8世代CoerシリーズとZen+以降のCPUに絞られたWindows11は、CPU脆弱性問題をサポートする必要がありません。
このためにCPU要件が引き上げられた可能性がありそうです。
Windows10の場合、第8世代Coreiシリーズ以降でもCPU脆弱性問題のサポートのために5~10%ほどパフォーマンスが落ちると言われます。
Windows11でこのパフォーマンスが落ちないのであれば、第8世代Coreiシリーズ以降のパソコンはWinows11にすることでパフォーマンスが上がるかもしれません。
今後の検証に期待しましょう。
各メーカーのWindows11アップデート対象PC
具体的にメーカー製パソコンのアップデート対象パソコンを調べるのは、メーカーサイトで調べる必要があります。
当店のパソコンドック24本部ブログにまとめましたのでそちらをご覧ください。
また、実際にWindows11インストールをおこなってみた記事が2本アップされています。
こちらも参考になるかと思います。