Buffalo USBメモリー RUF3-KS 32G データ復旧
BuffaloのUSBメモリーのデータ表示ができない。
パソコンに挿すとエクスプローラーにドライブ文字だけが表示されますが、容量バーは出てきません。
その上しばらくするとドライブ文字も消えてしまいます。
Windowsのディスクの管理にも表示されません。
データ復旧をご希望ですので、確認していきます。
USBデュプリケーターでコピーが出来ない
通常のデータ復旧ではUSBメモリーに限らず、HDDやSSDでもデュプリケーターを使ってコピーを取ります。
コピーが出来れば元の環境はいじらず、コピーされたドライブを使ってデータ復旧します。
できれば今回もコピーを作成してから復旧にかけたいのですが、エラー表示で全くコピーが取れません。
パソコンに繋いでも認識できないので、通常レベルのデータ復旧は諦めました。
分解確認
オーナー様に確認したところ高度復旧をお望みでしたので、分解して確認します。
RUF3-KSはスライド式のUSBメモリーなので、外装の分解はなかなか大変です。
内部を確認したところ物理的な破損はありませんでした。
そのため、グループ内の高度復旧コースに送付することになりました。
メモリーチップを取り外してデータ救出
高度復旧コースで、メモリーチップ自体を取り外してデータの吸い出し・構築をおこないます。
完全にメモリーチップを取り外しますので、元には戻せません。
特殊な状態でチップの認識後、データの救出をおこないました。
チップ自体の破損は大きくなかったようで、大半のデータが復旧できました。
12G程のデータが救出できましたが、破損ファイルが一部で見受けられます。
オーナー様にデータ確認していただき、了解が取れましたのでコピーして納品となりました。
今回は救出率も高く復旧成功といえますが、USBメモリー・SSDでは復旧が出来ないときも多く見られます。
HDDよりデータ復旧は難易度が高く難しいです。
データのバックアップでの二重化(別の機械に複製コピーを取っておくこと)が必須です。
コピーがないデータはいずれは必ず消えるとお考えください。
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