Surface Pro8 Windows11でリカバリー
起動途中で再起動を繰り返す、Surface Pro8。
よく見ていると画面に「Windowsを構成しています」と一瞬表示されてから再起動をしています。
不具合の直前にWindowsアップデートがかかっていて、アップデートの構成途中に画面を閉じたようです。
Windowsアップデートが中半端になってしまい、再起動ループに陥っています。
復元などで元に戻せるかどうかを試します。
マイクロソフトアカウントでBitLocker回復キー取得・復元を試す
Surfaceでは基本的にBitLocker暗号化がかかっています。
何らかの処置をするためには、BitLockerの回復キーが必要です。
マイクロソフトアカウントの情報をオーナー様がお持ちでしたので、アカウントにログインして回復キーはわかりました。
回復キーを使いWindowsの復元をやってみました。
復元ポイントがあったので復元を進めて完了しましたが、症状は変わらず再起動ループから抜け出せません。
更新の削除も出来ないためリカバリー
回復環境で「最新の更新の削除」を行ってみましたが、こちらは出来ませんでした。
ここまで来ると、外部メディアを使ってリカバリーするのがいいでしょう。
マイクロソフトからWindows11のリカバリーデータをダウンロードして、リカバリーUSBメディアを作成しました。
リカバリーメディア作成方法の参考ページ
Surface laptop2 ブルースクリーン・osリカバリー
USBメモリーから起動して「ドライブから回復する」を選択して進めると、リカバリーが始まりました。
Windows11のセットアップは「ローカルアカウント」で行います。
参考
【Windows11 22H2】ローカルアカウントでセットアップ(本部ブログ)
BitLocker解除・スリープなし設定
通常起動できるようになったので、トラブル防止処置を行います。
オーナー様の使用方法では、ほとんどシャットダウンをせずにスリープさせていたそうです。
Windowsの更新がかかっている時も、いつもの癖で画面を閉じてしまったそうです。
コントロールパネルの電源設定で、画面を閉じた時もシャットダウンになるように設定します。
もう一つ、「高速スタートアップ」設定も解除して完全シャットダウンに設定しました。
BitLockerは不要と伺ったので、こちらも解除しておきます。
一般的な使用法の時にはBitLockerは邪魔でしかありませんし、動作も遅くなります。
ご返却となりました。
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