SONY VPCL22AJ PCG-21613N Part1 FAN清掃・SSD換装

SONY VAIO VPCL22AJ PCG-21613N 高負荷時にうるさい

SONY VPCL22AJ Windows7機ですが中古をWindows10で購入したもの。

負荷がかかるとFANが高回転でうるさくなる症状です。
お預かりの際に伺うと、液晶にムラががあるし遅いのにも不満があり解消したいとのこと。

FAN清掃・グリスアップ

まず足を取り外しますが、足は4個のネジを取れば取り外せます。
HDDをこの段階で取り外します。
FANにたどり着くには、プラスチックの外カバーと内部の金属カバーを取り外します。

FANについているヒートシンクをはずすとかなり目詰まりしていました。
これでは廃熱がきちんと出来ません。

放熱フィンを綺麗にし、FANも取り外してグリスを塗って回転をよくします。

CPUの熱伝導グリスも塗り直しました。

これで高負荷時のCPU温度は25度ほど下がりました。
FANのうなりも感じなくなりました。

HDDをSSDに換装

今回、HDDの環境はそのままでSSDに換装をします。
HDDは2Tですが、そこまでの容量を必要としないので使用するSSDは480Gです。
SSDも安くはなりましたが、1T以上はまだ高いので500G前後が狙い目です。

手順1
元HDDのパーティーション開始オフセットを確認します。
1048576になっていることを確認。
Windows10なので大丈夫とは思いますが、確認するのは大切です。
手順2
元HDDのクローンコピー品を作業用PCに繋ぎ、パーティーションの縮小を行います。
前方に縮小して400G程度にして、480GのSSDに確実に入るようにします。
手順3
ハードウエアクローン機でHDDからSSDに「セクターバイセクター」でクローンをします。
手順4
クローン済みSSDを作業用PCで再度パーティーション調整して、後方の未割り当て領域を解消する。

これで確実に起動出来るSSDの完成です。
ソフトウエアでのクローンだと、時々起動に失敗するのでお勧めの方法です。

SATAケーブルひび割れ・交換

一体型パソコンにありがちなのが、SATAケーブルのひび割れです。
狭いところを無理に引き回したいるので劣化により破損がおきます。

こんな感じにひび割れしていました。
データの転送スピードにも影響しかねないので、新品に交換します。
SSD化により起動は1/3の時間になりました。

後編
SONY VPCL22AJ PCG-21613N Part2 液晶交換

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