SONY NETJUKE NAS-M75HD FANの異音でうるさい

今回はパソコンではなくオーディオ機器でSONYのHHDオーディオレコーダーのFAN交換です。

結構古いものではありますが、現役で問題なく動作しています。
ただ、FANが轟音を発してしまいオーディオとして使用するにはつらい状態です。
グループ店でSSD換装の実績もある機種ですね。

分解が大変

本体の後ろ側にFANが取り付けられています。

単純にバックパネルを取り外せれば楽ですが、バックパネルまでたどりつくには横・前・上を外さないといけません。
サイドパネルは後ろと裏側のネジを取ってからスライドして外すのですが、その中に上蓋と前面パネルのネジがあります。
左右にケーブルがつながっているので、抜いておく必要があります。
前面パネルはフラットケーブルを1本だけ抜きます。

上蓋を外すには横側のネジを取った後、上にある黒い蓋を外して2個のネジを取ります。

内部基板が見えました。

バックパネルはすでに取り外してありますが、かなり多いネジをすべて取れば外せます。

FAN取り外し・交換

バックパネルからFANを外したとところです。

ちなみに左側にある基板の下にHDDがあります。
この機種にはIDEタイプの3.5インチHDDが搭載されていて、容量は80Gでした。
時代を感じますね。

FANの交換をしますが、同一のものはほぼ手に入りません。
サイズは同じでも少し違っているものを手配しましたので、加工が必要となります。

加工・取り付け

コネクターがないので元のFANからケーブルを切ってコネクターを流用します。
ハンダでつなぎました。

これで回転はしますが、取り付け用の穴位置が合いません。
FAN側とバックパネル側両方をヤスリで削り、ネジも径の太いものに交換をしました。
この処理が一番大変です。

組み立て・確認

組み立てをおこないますが、ネジがとにかく多いですね。
組み立てが終わって、動作の確認をおこないます。

ヘッドホンを使っての再生確認はOKです。
静音FANを選択しているので、FAN回転音は思った以上に静かです。
オーディオとして問題ない状態に復帰できました。