DELL OptiPlex 780 メモリー故障・電池交換
電源ボタンを押すとFANが高回転しますがそのままで、何の表示もされません。
WindowsXPパソコンですが、XP対応のCADソフトを使用しています。
現在でもWindowsXPパソコンは需要があり、修理や中古パソコン販売のご依頼があります。
メモリー挿し直しで画面表示
FANのみが高回転する場合は、電源やマザーボード故障の可能性があります。
しかし、今回はメモリーの挿し直しで画面表示が戻りました。
この時点ではWindowsが起動しませんでしたが、診断を続行します。
CMOS電池切れ・メモリーテスト
今回は内部の写真を撮り忘れました。
診断をしていると、日付が狂っていたためCMOSバックアップ電池の確認をしました。
電池が消耗していたので、新品に交換しておきます。
HDDは時間数は使っているものの正常です。
続いてメモリーのテストをおこないます。
メモリーテストではエラーが検出されました。
原因はメモリー故障で確定です。
使用されているメモリーは4G 1枚だったので、中古メモリーの2G 2枚に交換をしました。
メモリーを交換した後、もう一度メモリーテストをおこないます。
今回はエラーもなく正常が確認できました。
メモリー故障だけだったので、一安心です。
HDDを戻して終了かと思いましたが、Windowsが起動しません。
原因を探ります。
BIOS初期設定はRAID
調べてみるとBIOS設定の問題でした。
CMOS電池を交換してBIOSが初期状態になりOSにあわない設定となっていました。
DrivesのSATA-0のチェックが外れていたので、チェックを入れます。
このチェックがないとHDDを読みに行ってくれません。
最後に、SATA OperationがRAIDになっているのを、RAID Autodetect/ATAに切り替えます。
RAID Autodetect/AHCIでは起動しませんでした。
OSのWindowsXPがIDE互換モードでインストールされていて、AHCIモードでは起動できないようです。
古い機種・OSのためこういったことも起こります。
起動確認・清掃
BIOS設定の変更で無事に起動しました。
組み戻し・内部外部清掃して終了となりました。
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