NEC PC-LS550FS6B 電源ジャック交換補修

NEC PC-LS550FS6B LS550/FS6B 電源ジャック破損

電源の入らなくなったWindows7のノートPC。
Windows7のままで使用したいとのご希望で、修理の診断をしていきます。

電源ジャックの感触が変で、破損が疑われます。

分解診断

電源のプラグを差し込んでもぐらぐらしていて通電していません。
確認のために、マザーボード部分まで分解をしていきます。
バッテリを外すしてバッテリー側からHDDを抜き取ります。

裏側にあるメモリー・FAN部分の蓋を取って、その内部にあるネジも含めてねじを全部外します。
Fanを止めているネジも外しておきます。
キーボードを取り外して、フラットケーブルも外しておきます。

キーボード側の上蓋を外すと、マザーボードや電源ジャックが見えるようになります。

赤丸の部分に電源ジャックがネジ止めされています。

マザーボードを外して確認

電源ジャックはケーブルでマザーボードに繋がっていますが、コネクターはマザーボードの裏側にあります。
マザーボードを取り外して裏返しにします。

ジャックの状態が確認できました。

ソケット部の樹脂が完全に割れて、電極のピンがもげてしまっていました。
これではプラグがきちんと刺さらないわけですね。

ケーブル切断してつなぎ替え

同じソケット形状の中古ケーブルが、ちょうど手元にありましたが、コネクターの形状が違うためそのままでは使用ができません。
今回の修理ではケーブルを途中で切断して、コネクタを交換して取り付けることにしました。

つなぎ目はハンダ付けで接続しています。
正常なソケットと元のコネクターできちんと通電するように出来ました。
マザーボードにコネクターを挿して、組み戻していきます。

起動・充電確認

組み戻す前に仮組みで起動を確認します。
その後完全憎み戻してから、充電確認をします。

問題なく充電できています。
時間をかけて充電・使用確認をしておきます。
問題はありませんので修理完了となります。

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