NEC LAVIE N15 PC-N1565AKW Windows10の環境のままWindows11へ
10月14日でWindows10のサポートが終了しますので、Windows11へのアップグレード相談がよくあります。
ご相談の半数以上は、古い非対応パソコンのため新品・中古のWindows11パソコンの購入をお願いしています。
今回のパソコンはCPUが Ryzen7 4700U でWindows11対応パソコンです。
Windows11にするには、Windows11のクリーンインストールと環境そのままでのアップグレードの2種類の方法があります。
今回は環境そのままでのアップグレードをおこないました。
Windows10のアップデートが大量に保留中
動作が遅いとのことで確認したところ、Windows10のアップデートが保留中で完了していません。
どうやら、使用時間が短いらしくダウンロード・インストールが完了せず毎回アップデートをおこなっているようです。
これでは遅くもなりますし、Windows11へのアップグレードもできません。
先にWindows10のアップデートを完了させたら、Windows11にできる旨が表示されました。
分解・SSDなどの診断
分解して内部の確認をおこないます。
裏面のネジを取り裏蓋を取り外します。
HDDのスペースはありますが取り付け用コネクターはありません。
NVMe SSD 1枚でメモリー 2枚の8Gとなっています。
SSD・メモリー共に異常はありませんでした。
Windows11上書きアップグレード
当店では通常、Windows11をクリーンインストールしてからNECなどのメーカー環境・ソフトを戻していく方法を取っています。
Windows10の環境を引き継ぐよりトラブルを起こしにくく、安定化がはかれます。
今回Windows10の環境を引き継ぐのは、MS Officeの再インストール用マイクロソフトアカウント情報が不明なためです。
MS Officeが使用できる環境を引き継ぎます。
Windows UpdateからWindows11にアップデートもできますが、Windows11のUSBインストールメディアを使って上書きインストールする方が短時間で終了することが多いです。
そのため、USBメディアを使ってアップデート作業をおこないます。
Windows10を起動させて、USBメディア内のSETPU.EXEを起動します。
特に問題なくWindows11 24H2 にアップグレードできました。
ドライバー調整・Windowsアップデート
Windows11に更新できたらそれで終わりではありません。
NECのツールやサイトにあるアップデートファイルを使って、Windows11用環境を整えます。
そのあと、Windows11をアップデートして最新の状態にします。
ストアアプリも最新状態にします。
不要なソフトの削除などもおこないました。
快適な使用環境を作り上げてご返却となりました。
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