電源劣化による電源断・電源交換
起動はするが数分で電源が落ちてしまう、mouseのデスクトップパソコン。
起動してしばらくすると電源が落ちる場合は、ホコリなどによる熱の問題のことが多いです。
Windowsがらみの場合もありますので検証をしていきます。
メモリーテストで落ちる
熱問題を疑いましたが、内部のホコリはそれほどひどくはありません。
HDDを外してSMARTの検査は正常で問題なし。
通常の流れでメモリーのテストをしました。
Memtest86が起動してしばらく目を離していたら、いつの間にか電源が切れていました。
Windows起動などと関係無く、メモリーテストだけでも10分程度で電源断になることがわかりました。
電源・メモリー・マザーボード・CPU・グラフィックカードのどれも原因となり得ますね。
電源チェッカーでは正常
電源不良の場合しばらくしてから電源が落ちるより、最初からFANだけ回って起動しないことが多い。
とはいえ一番簡単に交換ができるのは電源とメモリーなので、電源を最初に検査します。
ケーブルを取り外して電源チェッカーにつないでみても、これといったエラーは見つかりません。
電源チェッカーの場合、負荷なし状態ですので数分してから電源が落ちるような場合の検査には向かないですね。
仮電源に交換・メモリーテスト完走
メモリーテストは正常に終了しましたので、どうやら電源不良による不具合のようです。
これだけで原因確定はできないので、HDDを取り付けてWindowsを起動させて負荷テストもしました。
CPU・メモリーの負荷テストも問題なく終わりました。
試しに元の電源に戻してみたら、やはりメモリーテスト中に電源が切れたので電源不良が原因と判断しました。
新品電源に交換
交換後、内部清掃してから組戻します。
そのあと改めて負荷テストをおこない正常を確認できました。
起動後、電源不良により数分で電源が落ちるのは珍しいと思います。
内部パーツの劣化で、熱がかかると不安定になるようでした。
交換用電源がないと確定しづらい症状です。
パソコンドック24本部サイトでもブログを公開中
こちらもご覧ください。