画面右が黒くなり写らない
mouseのモバイルノートパソコンですが、右側5センチぐらいが黒くなって写りません。
手帳のリング部を挟んで閉じてしまったそうです。
最初は縦に黒いラインがあっただけだったのですが、次第にその右側が真っ黒になったといいます。
液晶の不具合は進行しますので早めに対処するべきでしょう。
分解・診断
裏面のネジを取っていきます。
そのまま裏蓋を取り外し、バッテリーコネクターを抜いておきます。
SSDはM.2ですがメモリーはマザーボードに直付けで取り外しできません。
どちらも検査では正常でした。
液晶パネルはテープ張り
液晶パネルは両面テープのみで固定されています。
今回の取り外しで症状が悪化して、全く写らなくなりました。
液晶パネルを取り外す場合は、パネル交換をすることが前提となりますね。
液晶のベゼルを取り外していきますが、全体が両面テープで貼り付けられています。
かなり薄くて細いので慎重に剥がしていきます。
幸い、柔軟性があるので割れずにすみました。
下部はテープが強く、薄いヘラで剥がすのにかなり苦労しました。
パネル自体にもネジ止めはなく、やはりテープで貼り付けられています。
テープ自体は上下左右4カ所にあるテープ端を引っ張れば取り外しができます。
パネル裏に着いているテープ部分です。
目隠しパーツの取り外し
実際にパネルを取り外す際に液晶ケーブルが邪魔になりますので、液晶下部の目隠しを取り外します。
赤丸のネジを取ってから、中央部の目隠しの合わせ部分を外して左右の金具ごと取り外します。
ここを外さないと液晶ケーブルに余裕がなくて、ケーブルが外せません。
やっとパネルがとれました。
小型・高解像度パネルは高価
通常サイズの15.6インチ以外のパネルはどうしても金額が上がります。
発注したパネルは14インチでフルHDで高解像度のため、やはり高いです。
小型パソコンの液晶パネル交換は高くなりがちです。
国内発送品が見つかったため、入荷・交換はスムーズに進みました。
液晶パネル裏とベゼルに両面テープを貼り付けて組み立てします。
きれいに写ったのを確認後、メモリーテストで数時間の点灯テストをしておきます。
そのほかの各種テストの上でご返却いたしました。
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