Mouse デスクトップPCメモリー接触不良
電源ボタンを押すと本体ランプが点きFANも回りますが、画面には何も映らず「信号がありません」の表示が出ます。
モニターの電源ランプはオレンジ色から青色になりますので、電源オンの信号は受けていますがその後の映像信号は受けていないことになります。
SSD 1台とHDD 2台の構成です。
最小構成を試す
HDD・SSD・DVDドライブを外します。
このパソコンにはグラフィックカードは搭載されていないので、電源・CPU・メモリー・マザーボード・CPU内蔵グラフィックスの最小構成となります。
HDDやSSDを読みに行く段階で止まっている場合は、これでBIOS表示されることがありますが、今回は症状変わらずでした。
取り外したドライブ類に機械的な問題はありませんでした。
メモリー接触不良による起動不能
一般的な手順で、次に行うのはメモリーの挿し直しです。
不具合で結構多いのがメモリー関係の不良で、メモリー故障や接触不良で起動できない例があります。
今回は、一度抜いて挿し直すことでメーカーロゴの後に「no bootable disk」の表示が出てきました。
BIOS表示もできて正常な使用ができそうです。
画面表示できたので、メモリーテストを行いメモリー故障ではないことを確認しておきます。
端子の導電処理
メモリーパーツ自体の異常は見られなかったので、接触不良の回避策として「導電処理」をしておきます。
挿し直しだけでも表面が研磨されて導通不良は減りますが、念のための処置をしておきます。
メモリーの接触不良はいろいろな不具合を引き起こします。
内蔵グラフィックで画面表示が乱れたり、動作中にエラーで再起動するなど。
フリーズする原因にもなります。
診断検査でのメモリーテストは必須となっています。
起動できないときは、まずメモリーの挿し直しをおこなってみましょう。
SSDでの起動確認
ドライブを全部元に戻して、Windowsの起動を確認します。
正常に使用できるようになりご返却となりました。