mouse EGPI787G107DR20W 固まる・再起動する 2

Mini-ITXパソコン CPUファン故障・グラフィックカード清掃・SSD交換(診断・修理編)

順序は前後しますが診断を始めます。
最初に気づいたのはCPUファンが回らないことでした。
CPUファンは交換が必要ですが、HDDを外す前に扇風機で風を当てながらメモリーテストをおこないました。

CPUファンが回転していなくても、側板を取った上で扇風機の風を最大にして風を当てれば冷却に問題はありません。
しかし、画面が消えました。

グラフィックカード熱暴走?

メモリーテストを再度起動させてしばらく観察すると、時間表示が止まりました。
どうやら、表示がフリーズしているようです。
CPUの問題かと思いましたが、メモリーテスト起動用のUSBメモリーのアクセスランプは時々点灯しています。

何度か試していると、画面が暗くなって消えたときもUSBメモリーのアクセスランプは点滅することがわかりました。
マザーボードやCPUではなくグラフィックカードの問題である確率が高くなりました。
ソフトは起動し続けているのに映像だけが映らないときに多いのは、ホコリ詰まりによるグラフィックカードの熱暴走であることが多いです。

しばらく使っていて、画面がフリーズしたり消えるのに音だけは止まらないのが特徴です。

グラフィックカード清掃メンテナンス

mouseのこのシリーズは大型のグラフィックカードを搭載するために、ライザーカードを使っています。

マザーボードに対して直角にスロットの向きを変更して拡張カードを取り付けますが、過去にもスロットの接触不良でグラフィックカードを認識できない事例がありました。
ライザーカードはあまりお勧めできません。
ライザーカードとグラフィックカードの両方を取り外して清掃します。

グラフィックカードはカバーも取り外して内部のフィンやファンを掃除しました。
ホコリはありましたが完全に詰まっているほどではありません。

グラフィックカードとライザーカードの接続端子は導電材を使ってメンテナンスしておきます。

組み戻してメモリーテストをしてみると、条件は同じでも問題なく最後までテストが完了しました。

原因はどちらかといえば、ライザーカードの接触不良である線が濃厚でしょうか。

mouse EGPI787G107DR20W 固まる・再起動する 3 に続く
mouse EGPI787G107DR20W 固まる・再起動する 1 に戻る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA