MacBook Pro Late 2013 バッテリー膨張

MacBook Pro Late 2013 15inch バッテリー膨張とトラックパッド反応不良

バッテリーが膨張して裏蓋が開いてきたMacbook Pro 2013。
トラックパッドの反応も悪くきちんと押せないようです。

外見から見てバッテリー膨張は間違いありません。
分解してほかの部分も診断しましょう。

裏蓋のネジは星形ネジのP5です。
開いてしまっている部分のネジはなくなっていました。
特殊ネジですが、ネジを取れば裏蓋は外せます。

バッテリー膨張はわかっていましたが、かなりの膨張度合いです。

バッテリーのコネクターを抜いてから、SSDとメモリーの検査をします。
SSDは取り外せますが、メモリーは基盤に直付けです。
この頃のMacはIntel CPUなのでUSBメモリー起動でのメモリーテストが可能です。

SSD・メモリーともに正常確認できました。

バッテリーの発注をしておきます。
互換品が一般的ではありますが、Macのバッテリーは入手しやすいので助かります。
WindowsPCの場合は多種多様なので、中には入手できないものもあったりします。

入荷後交換しますが、バッテリーは強力な両面テープで張り付いています。
特殊なへらと溶剤を使って剥がします。

外してみると膨張具合がよくわかりますね。
新バッテリーを貼り付ける前に、テープの残りを完全に取り除く作業を行います。

膨張したものとの違いがよくわかります。

取り付けた後はバッテリーの正常確認です。
バッテリーの情報では100％充電、充電回数1回で正常です。

動画を流して放電した後再充電をおこないます。
3回ほど繰り返しバッテリー使用に異常が無いことが確認できました。

バッテリー交換でボディの歪みが解消されて、トラックパッドも正常に使えるようになりました。

2013年製なのですでに10年以上経っていますが、バッテリー交換でもうしばらくは使えると思います。

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