MacBook Pro 2015 SSD交換・OSインストール

MacBook Pro 2015 13インチ 非純正SSDにMontereyがインストールできない

プログレスバーが途中で止まり起動しないMacbook Pro をお預かりしました。
症状からするとSSD故障の可能性が高いですね。

MacBook Pro Early 2015

SSD交換してインストールできる最終OSのMontereyインストールする予定で診断にかかります。
純正SSDは中古しかありませんので、非純正品交換が前提となります。

SSD完全故障

分解してSSDを確認します。
裏側のネジを取り裏蓋を外します。

MacBook Pro Early 2015 裏面

最初に右側にあるバッテリーコネクターを外して通電を止めます。

MacBook Pro Early 2015 内部

その上にあるのがSSDでMac専用品でSATA 128Gでした。
取り外して他のパソコンで確認してみると、まともに認識してくれません。
SSD故障が起動しない原因でした。

バッテリーを外したまま電源アダプターを繋ぎメモリーテストを走らせて、正常確認できました。

SSD交換・非純正品では失敗

SSDを新品に交換します。
手元にTrancendのMac用NVMe 240G品がありましたので、こちらに交換・OSインストールをおこないます。
OSバージョンはインストールできる最終バージョンでOS12 Montereyですが、これがインストールできません。

MacBook Pro Early 2015 OS12

「ファームウェアの更新ができない」となっていますので、このままではOSインストールできないようです。
USBメモリーのOSインストーラーを使っていますが、純正品でないSSDのせいでファームウェア更新が進まないようです。

純正品SSDで仮インストール

中古の純正品SSDに仮に交換して作業を進めます。
SATAの純正SSDに変えて、MontereyをUSBメモリーからインストールします。
今度は最後までインストールが進みOSが起動しました。

ファームウェア更新ができたので、Trancendの新品SSD(NVMe)に交換して再度OSをインストールします。
インストールは正常に完了し、Montereyが起動しました。
一度インストールができれば非純正品でも問題ありません。

インストール・起動ができましたので、Montereyのアップデートをしておきます。

MacBook Pro Early 2015 ソフトウェアアップデート

アップデートも済み使用環境が整いました。

機能確認・ご返却

今回使用したのはTrancendのMac専用SSDですが、専用品であっても非純正品です。
Windows向けのNVMe SSDをアダプター取り付ける場合もファームウェアアップデートはできません。
いったん純正SSDでファームウェアアップデートをおこなう必要があります。
一般の方には少々ハードルが高いですね。

全体的なチェックをしてからご返却となりました。

MacBook Pro Early 2015 正常起動

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