Macbook Pro 2015 Mid 再起動を繰り返す

Macbook Pro 2015 Mid 15inch OS再インストール・アップデート

中古購入の3ヶ月後に起動途中でプログレスバーが止まり、再起動を繰り返すMacbook Proです。

お預かり時に外付けHDDからOS 10.11を起動させると正常に起動しました。
しかし、内蔵のSSDを認識していません。
SSD故障の可能性もありそうですね。

M.2 NVMe SSDが搭載されている

診断で何度か電源を入れていると、「問題が起きたためコンピュータを再起動しました」のエラー表示が出ました。

原因を調べるために分解診断をします。

裏側のネジを取り裏蓋を外します。

ご覧のようにWindows向けのM.2 NVMe SSDが変換アダプターで取り付けてありました。
NVMeのSSDはOS 10.13以降でしか認識しないので、10.11でSSDの認識ができなかったわけですね。
検査ツールで調べるとSSDは正常で、故障はありません。
起動できないのは別の原因のようでした。

フォーマット形式HFS+

10.13からのパーティーションフォーマットはAPFSになります。
10.12までの形式であるHFS+でフォーマットしてインストールした場合でも、アップデートでAPFSに変わります。

こちらは修理後の画面ですが、APFSの表示になっています。
しかし、元のSSDはHFS+のままになっていました。

写真はコピーしたHDDで取っていますが、HFS+の表示となっています。
こちらが原因かはわかりませんがアップデート失敗などでOSが破損したのかもしれません。

OS再インストール・アップデート

機械的な故障がないことは確認できましたので、OSの再インストールに取りかかります。
最初に10.13のUSBインストーラーで起動してSSDのフォーマットを試しましたがうまくいきませんでした。
そのため、10.15のインストーラーで起動してフォーマットをかけました。
こちらは正常にフォーマットできました。
やはりパーティーションがどこかおかしいようですね。

元環境の10.13をインストールするので、改めてUSBインストーラーから起動してOSインストールします。

インストール完了後、アップデートをかけていきます。
Mac OSは10.13からAPFSやNVMeに対応して、それ以前のOSとは変更されていますのでアップデートは必須です。
起動の最終確認。

内部も清掃の上でご返却しました。

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