Macbook Pro 2013 Late Retina 13inch OS破損・再インストール
Macbook Pro 2013 Late Retina 13inch 電源ボタンを押すとログイン画面でプログレスバーは出ますが、最後の所で起動せず固まってしまいます。
OSは10.14のMojaveです。
分解、SSD診断
こういった場合はSDDが怪しいので、分解してSSDを診断します。
SSDはボードタイプのSATA接続です。
このタイプを別PCで検査するため、PCI-eの変換ボードを使用します。
これを使ってWindowsのPCに接続します。
SMARTの検査結果は正常で原因ではありません。
HDDにクローンコピーをとり、iMacに接続する
このタイプのSSDだと汎用性がなく、作業に支障が出ますのでWindowsPCで「セクター・バイ・セクター」でHDDに完全なクローンコピーを取ります。
クローンHDDをドッキングステーションを使ってiMacに接続してデータが取れないかを試します。
しかし、パスワードを入力してロック解除後ディスクがマウントできません。
それどころかiMac自体がフリーズしてシャットダウンすら出来なくなりました。
ディスクの修復も出来ないようです。
データ救出
データを救出するためにWindowsPCにHDDを繋ぎます。
当然パーティションは認識しませんが、データ復旧は出来そうです。
Mojaveはフォーマット形式がAPFSなので、それに合った復旧を行います。
Macintosh HD内のデータにアクセス出来ました。
データは写真を中心に取り出しです。
SSDにOS再インストール・フォーマットできない
SSDは正常ですが、OSがちゃんと入るかどうか確認が必要です。
OSのUBSインストーラーで起動させます。
しかし、OSパーティーションをフォーマットしようとすると固まってしまいます。
APFSパーティションでは時々目にする不具合です。
破損しているようです。
10.12インストーラーでフォーマット・10.14インストール
OSバージョンを変えて10.12(Siera)で一度「HFS+」でフォーマットします。
その後、10.14インストーラーで起動して、「APFS」で再フォーマット。
今度はきちんとフォーマットできました。
そのままOSインストール。
インストールも終了して無事にMojaveが起動しました。
故障ではないようで一安心。
「APFS」は癖が強いのか、まだ安定に至っていないのでしょうか。
手間がかかりますね。