Macbook pro 2013 Late 13インチ
縦に持った状態で横から水がかかってしまい、その後電源が入らなくなった。
水没診断のご依頼です。
今回は内部の広範囲に水がかかっています。
分解したところ、まだ一部に水分が残っていました。
Fanも外し、細かいケーブル類も全て外して完全分解します。
キーボード部分も洗浄するために、バッテリーも取り外します。
バッテリーは全部繋がっていますが、ブロックごとに両面テープで貼り付けられています。
根気よく取り外さないといけません。
Fan・バッテリー・スピーカー・液晶部以外を、洗浄します。
さらに、基板をルーペで確認しつつ緑色や白色に錆が出ているところをブラシでこすり落としていきます。
キーボード部分も念入りに洗浄します。
翌日まで乾燥させた後、仮組みしてACアダプターを繋ぎ電源ボタンを押してみたら電源が入りました。
今回は錆の出ている部分が多かったので無理かなと思っていたので、嬉しい誤算でした。
バッテリーも貼り戻し、SSDを挿して起動させてみます。
無事に起動して一安心。
一通りテストして終了です。
水没の場合は、日をおかないことが大切です。
なるべく早くお持ちいただければ、復旧率は上がります。
そして、電源を入れないことも大事ですね。