Macbook Pro 2009 Mid 13innch 英語のエラーで起動できない・SSD換装
アップルマークが出てプログレスバーが半分ぐらいまでいくと、英語のエラー画面が出て起動が出来ないMacbook Pro 2009 Mid。
初めて見る画面ですが、ハードディスク関連のエラーが出ていることはわかりますね。
ハードディスクが故障しているかと思いましたが、原因は違いました。
HDDは正常
友人から譲り受けたMac Bookということで、使用状況の詳細はわかりません。
ハードディスク関連のエラーが出ているので、ハードディスクの故障を疑いました。
分解写真は取り忘れましたが、気をつけるのはバッテリーの端子を外しておくことぐらいでしょうか。
HDDを外して検査をしてみると、ステータスは正常です。
念のためコピーを取っておきます。
パーティーションがAPFSフォーマットになっている
コピーしたHDDを作業用パソコンに繋いで使用状態の確認をおこないます。
すると、OSパーティーションがAPFSとなっているのがわかりました。
Mac Book Pro 2009 MidのサポートOSは10.11(El Capitan)までなのでフォーマットはHFS+にしかならないはずですが、APFSになっているのはどういうことなのでしょうか。
APFSはmacOS 10.13からの新しいフォーマット形式です。
当然10.11では使用できません。
別のMacで起動可
当店の作業用iMacに、コピーしたHDDを外付けにして起動の確認をします。
電源ボタンを押すときに「Option」を押しておくと起動の選択が出来ます。
Macの外部ディスク起動はなかなか便利ですね。
その結果、 macOS 10.14(Mojave)が起動しました。
モニター出力が拡張画面なのでアイコンなどはありませんが、正常起動しています。
前の持ち主が何らかの方法でOSをコピーしたのでしょうか。
それとも、別のMacで使っていたHDDを移植したのかもしれません。
Mojaveは2009 Midには使えないのでこのままでは起動が出来ません。
SSDに交換・10.11(El Capitan)インストール
元のHDDには若干の劣化が見られているため、この機会にSSDに交換してスピードアップをすることになりました。
価格を抑えるために容量は240Gを選択します。
大量のデータを保存しなければ通常使用には充分な容量です。
OSは2009 Mid の最終対応OSである、10.11(El Capitan)をクリーンインストールします。
10年以上前の機種ですが、SSDのおかげでサクサクと動きますね。
今回のケースは珍しいケースです。
MacはOSの対応機種を2~3年で更新しています。
OSをインストールする際に、使用機種のOS対応の確認しておきましょう。