Macbook air 2017 水没修理

Macbook air 2017 洗浄・ロジックボード修理

使用中に後方から水がかかり、内部にも侵入しました。
すぐに使用をやめて翌々日に当店にご相談いただきました。

水没の場合、最初におこなうのは洗浄処理です。
水分による錆を除去して正常になるかを試します。

分解・錆あり

ネジを取って裏蓋を外します。

後ろ側から水がかかったと伺いましたが、後ろ側にはFANの風が出る隙間があるためかなり水が入っているようでした。

拡大すると広い範囲で緑の錆が見受けられました。

やはり、ロジックボードの洗浄が必要です。
バッテリーコネクターを抜いてから、ロジックボードを取り外しました。

洗浄・起動可能

洗浄液に浸して洗浄しますが、写真を撮り忘れました。
洗浄液とブラシできれいにしていきます。

取り出して、翌日まで乾燥しておきます。
その後、再チェックしてから組み戻します。

バッテリーは外したままで電源アダプターを繋いだら、自動的に電源が入りました。
OSも起動しましたが完全に起動するまでに、10分ほどかかりました。

電源ボタンが反応しない

バッテリーなしで電源アダプターを繋ぐと起動しますが、一度シャットダウンしてから電源ボタンを押しても反応がありません。
前述のように起動するにも10分ほどの時間がかかります。

洗浄で起動はできましたが、ロジックボード基板に不具合が出ているようです。

以前にもMacbook airで、水没洗浄後電源ボタンが反応しないことがありました。

オーナー様の希望により、基板補修することとなりました。
パソコンドック24の特殊修理部門に送付しました。

基板修理により復旧

基板修理は詳細書けませんが、Macのロジックボードは一つのラインで複数の不具合が出ることがあります。

電源ボタンも正常になり、起動スピードも通常状態になりました。

オーナー様に確認いただきご返却いたしました。

水没の場合洗浄で復活することもありますが、一度水分がかかっているため不具合が再発する可能性があります。
そのあたりはご注意・ご理解をお願いします。

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