NEC PC-LS700SSW-E3 LS700/SSW-E3 失敗した内容:tmcomm.sys
電源を入れるとブルースクリーンで、「停止コード:PAGE FAULT IN NONPAGED AREA」「失敗した内容:tmcomm.sys」と表示され起動できません。
Windows Updateがかかった後から自動修復になるようになったようです。
Windows Updateによってtmcomm.sysの読み込みでエラーを起こしたみたいですね。
復元しても起動できない
こういった場合の一般的な方法である、「Windowsの復元」を試してみます。
Windows10のUSBインストーラーからき起動させて「システムの復元」を選びます。
復元ポイントが表示されたので選択して復元を進めました。
正常に復元されたように見えましたが、tmcomm.sysのエラーで起動できないのは変わりません。
tmcomm.sysはウィルスバスター関連プログラム
エラーが出ているプログラムのtmcomm.sysはウィルス対策ソフトの関連プログラムです。
起動時にウィルス対策ソフトのエラーで起動できない不具合は割と多い内容です。
以前の記事にも書いた方法の「起動時マルウエア対策を無効にする」を試してみることにします。
方法はこちらを参照。
「富士通 WA/2R 修復を繰り返す・klelam.sysの破損 2」
しかし、起動時マルウエア対策を無効にしてもtmcomm.sysエラーの画面から先に進めません。
tmcomm.sysのファイル名を変更する
起動時にtmcomm.sysの自動起動しようとしてエラーが出ていますので、読み込み自体が出来ないようにしてみます。
tmcomm.sysのファイル名を直接変更してファイルの起動を阻止しますが、念のためコピー済みのHDDで作業をします。
HDDを作業用パソコンに繋ぎます。
WindowsパーティーションにあるWindowsフォルダー内のsystem32フォルダー内でdriverフォルダーを開きます。
その中でtmcomm.sysを探してファイル名を変更します(今回はtmcomm.sysoldに変更しました)
この処置をしてからHDDを元パソコンに戻すことによって、通常起動が可能となりました。