Lenovo V520 メーカーロゴで止まり起動しない

Lenovo V520 Type 10NK HDD故障・SSDクローン修復

電源を入れると LENOVO の文字が出たまま止まり先に進まず、Windowsが起動しません。
Windows11非対応のパソコンですが、仕事で内部環境が必要なため修理をご希望です。

Lenovo V520 ロゴで停止

こういった場合に多いのは、メモリーやHDDの機械的な故障です。
一般的にはマザーボードやCPUは大丈夫な印象があります。
診断で原因を探ります。

分解・HDD故障

分解して内部を確認します。

Lenovo V520 内部

サイドパネルを外したところです。
印のところがHDDでネジ止めで固定されています。
HDDを取り外して検査してみたら、故障状態でした。

Lenovo V520 HDD SMARTエラー

HDDを外した状態ではロゴの先に進み、メモリーテストも完走しました。
ロゴで止まっていたのはHDDチェックで先に進めなかったからでしょう。

クローンHDDでは起動可

できればそのままの環境で使いたいとのことなので、コピー済みHDDで起動を試します。
電源を入れるとチェックディスクが走りました。

Lenovo V520 チェックディスク

先にCドライブ内部を確認したときにはチェックディスクの跡が何度かありましたので、チェックディスクだけではなく修復が必要と思われます。

チェックディスクが修了した後でWindowsは起動できました。

コマンドで修復

チェックディスクでの破損ファイルが確認されたので、コマンドでWindowsの修復をおこないます。
まず「sfc /scannow」をおこないました。

Lenovo V520 SFC

終了時に破損ファイル修復の表示が出ましたので、続けてDismコマンドを走らせます。
インターネット回線をつないでから「dism /online /cleanup-image /restorehealth」です。

Lenovo V520 SFC Dism

なかなか進みませんが100%になるまで放置します。

SSD換装

Windowsの修復が完了して使用可能になりましたが、ついでにSSD換装をおこないます。
元々遅かったのもなんとかしたいとご希望でしたので、SSD換装で高速化します。

修復済みのOS環境をSSDにクローンして使用します。
2.5インチSSDを3.5インチへの変換マウンターに取りつけました。

Lenovo V520 修理完了

ディスエラーはありましたが、修復・SSD換装で、データ・環境もそのまま高速化いたしました。
そのまま使えるので、お喜びいただけました。

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