Lenovo H520s HDD故障で「CRITICAL PROCESS DIED」
ブルースクリーンで「CRITICAL PROCESS DIED」となり起動ができません。
「CRITICAL PROCESS DIED」は致命的なエラーを表します。
Coreiシリーズの第2世代CPUで10年超えのパソコンのため、修理はせずデータ救出のみを試みます。
HDDの状態をみていきましょう
HDD取り出し
サイドパネルを外したところです。
DVDドライブがあり、その下にHDDが取り付けられています。
HDDを外すにはフロントパネルを外す必要があります。
前面の2個のネジを取るとDVDドライブが外せます。
HDDを止めているネジを取ってスライドさせるとマウンターごとHDDが取り外せます。
HDD故障
HDDのSMARTを作業用パソコンでチェックします。
HDDはかなりのエラーが出ていて故障状態でした。
代替処理済みセクターが2872ですから、よく今まで起動していたものです。
作業用パソコンではパーティーションも認識していません。
このままではデータ救出できませんので、HDDのコピーを取ってみましょう。
HDDコピー完了・データ復旧
デュプリケーターを使ってHDDのコピーを取ってみましたが途中から進んでいきません。
特殊機のリバースコピーに変えてみたら、時間はかかりましたがクローンコピーが完了しました。
ここからデータ復旧に取りかかります。
パーティーションを認識していませんので、HDD全体をスキャンします。
全体スキャンは時間がかかります。
幸い40G程度のデータが救出できました。
エラーがひどいので破損ファイルはありそうですが、オーナー様に確認していただいたところOKをいただけました。
当店で購入していただいた、64GのUSBメモリーにデータをコピーしてお渡ししました。
今回は10年以上前のパソコンですが、1~2年程度でHDD・SSDが故障することもあります。
年数の差はあれども、機械ものは必ず故障するものです。
重要なデータは2台以上の別の機械に複製コピーを取っておきましょう。
1台が故障しても、もう1台に正常データがあれば再度複製を取ることが可能です。
データ保護にはデータの2重化が必要ですね。
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