Lenovo G50-80 打てないキーがある
Windowsは普通に起動しますが、入力できないキーがあり修理のご依頼です。
キーボードの一部が入力できない場合、キーボード不良の可能性が高い。
でもまれに基板やコネクターの異常であることがあります。
分解・原因切り分け
まず最初に試すのは外部キーボードでの入力です。
USBタイプのキーボードを接続して確認をしてみたら正常入力ができました。
これでソフト的な問題では無いことがわかりました。
最終的には同じ型のキーボードに交換してみないといけないので発注をしておきます。
分解してキーボード型番を確認します。
HDD・メモリー・無線ボード・Fanが総て見えてメンテナンス性は高いですね。
HDDやメモリーのテストは正常でした。
キーボードを留めているねじは赤丸の3個です。
1個は封印シールの下にあります。
キーボードの爪を外し、フラットケーブルを取って分離させます。
キーボード型番が確認できたので発注をしておきます。
交換で正常動作パーツにも問題
キーボードが入荷したので交換をしました。
入力の確認をしたところ、正常に入力ができましたので原因はキーボードが不良だったので間違いありません。
通常はこれで修理を終えますが、確認中に気づいたことがありました。
入荷したキーボードの配列に違和感があります。
この部分の日本語キーは「Z つ」のはずが「N み」となっていました。
「N み」のキーが2か所にあります。
正常なのはこちらです。
製造不良ですね。
本来は交換手配をするところですが時間もかかってしまうため、元のキーボードとこの部分のキートップだけを交換してみました。
構造を調べると、わりと簡単に取り外しができそうです。
やってみたところうまくできました。
今回は予定外の作業が入ることとなりました。