Lenovo 720-12IKB BCDエラーでブルースクリーン

Lenovo タブレットPC 720-12IKB 起動修復・Windows更新

Lenovoのタブレット型パソコン。ずいぶん前に「Recovery」の画面になり起動できなくなっています。

キーボードを外すとタブレット型になります。ブルースクリーンの中にエラーコードがありました。

「File:\BCD Error cord: 0x0000098」の表示があります。起動用のBCDファイルにエラーがあるようですね。

診断のため分解

タブレット型PCはSurface Pro等のように液晶が両面テープで貼り付けられている機種がありますが、このパソコンはそうではないので普通に分解ができます。
比較的には簡単なのですが、やはり画面が割れそうで怖いですね。

分解は最初に裏面下部のネジを6個取ります。

裏蓋は爪ではめ込まれているだけですので外していけばいいのですが、サイドの上部側が外れにくい。
その際は、画面の上側を先に外すと良さそうです。
画面が外せたところですが、ケーブルが繋がっていますので注意です。

液晶側のケーブルを外す前にバッテリーのコネクターを外します。

M.2でNVM-eのSSDがありますので取り外して検査しますが正常で、メモリーも正常です。
今回の不具合には内部をいじる必要はありませんが、きちんと確認して診断はしておかないといけません。

Windows10 USBインストーラー起動で修復

BCDエラーの修復をおこないます。
Windows10のインストール用USBメモリーを挿して、BOOTメニューでUSBメモリーからの起動を選択します。
起動したら「コンピューターを修復する」を選び、「トラブルシューチング」からコマンド入力を選択して起動させていきます。
起動用隠し領域にあるBCDファイル(Boot Configuration Data-ブート構成データ)の削除・再構成をおこなっていきました。
「Bootrec /rebuildbcd」でBCDファイルが正常になり起動可能となりました。

2年ぶりに起動したら。いきなりWindowsアップデート後の構成画面が出てきました。

Windowsアップデート直後にトラブルとなり、ブート情報が壊れたようですね。修復で起動できて何よりでした。

Windows10がv1803のため最新に更新

2年ぶりの起動なのでWindows10のバージョンがv1803で、すでにサポートが終了しています。
使用するにはWindows10の更新が必要です。最新のv1909に更新をおこないます。
作成済みのWindows10 v1909のインストールディスクで上書き更新をします。そのあと、オンラインでのWindowsアップデートをおこない最新状態しました。
これでネット接続なども安心しておこなえます。

Windowsアップデートは月2回ほどありますし、半年に1回の大型更新もあります。こまめにアップデートしないとトラブルは起こりやすくなります。
定期的にアップデート。再起動をおこなってください。

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