DELL Inspiron 3847 電源故障・ウィルス感染
電源を入れたときに2回ほど電源が切れてから、FANは回っても起動しません。
それとは別に起動していたときも動きが遅く、フリーズすることがあったそうです。
外観写真を撮り忘れたので内部写真です。
割ときれいに見えますね。
HDD・メモリーのテストは正常
HDDを取り外しての検査では正常表示です。
次にメモリーのテストをしてみたら普通にMemtestが起動して完走しました。
なぜか異常がないようですね。
でも症状からすると、電源かマザーボード異常の可能性が高いと思います。
とりあえず電源チェッカーで、電源を調べてみたらエラー音が鳴りました。
写真の「PG」が0でエラー点滅していました。
PGは起動用信号なので起動がうまくいかない原因です。
たまたまうまく動けばそのまま使えるようでした。
フリーズするのはウィルスが原因
HDDの検査の一環で、必ずウィルス検査も行います。
その結果、ウィルスの「トロイの木馬」が検出されました。
動作が遅かったりフリーズするのはウィルスが原因です。
本来ならばWindowsの入れ直しをするべきですが、今回は費用を抑えるためOSインストールはオーナー様ご自身でおこなうことになりました。
HDDはそのまま組み戻します。
電源交換
思ったよりホコリ詰まりしていました。
内部の全体清掃でも、前面カバー内にかなりホコリがたまっていました。
ホコリで廃熱が悪くなると電源やマザーボード・HDDなどの故障原因にもなります。
念入りに掃除をしておきました。
電源交換後です。
汎用品でケーブルが余るので、結束バンドで留めてあります。
起動・機能確認
完全に組み戻してから起動させて機能確認をおこないご返却となりました。
電源が劣化していると、気温低下とともにパソコンが起動できなくなることがあります。
部屋が冷えていると起動できなかったりするときは、電源の故障・劣化かもしれません。
ご注意ください。