iMac (Retina 4K, 21.5インチ, 2019) OSインストールに失敗する・SSD故障
iMac 2019がフォルダーマークになり起動しません。
調子が悪いので、インターネット経由でOSインストールしたところ失敗してフォルダーマークが出るようになってしまいました。
この症状は起動できるドライブがないときに起こります。
SSD単体のモデルですので、SSD交換になるかもしれません。
外部起動で診断
iMacは2012年モデル以降は画面がテープ貼りで、SSDが正常であるならば分解したくはありません。
そのため、まずは外部OSで起動してできる範囲の診断をおこないます。
USB接続のOS 11(BigSur)で起動してみたところ、正常に起動ができました。
内蔵SSDは256Gですね。
そのままSSDのSMARTチェックをおこなうと、正常と表示されました。
OSインストールでエラー
USB接続の外部SSDにOSをインストールしてみることにしました。
USBメモリーのインストーラーで起動させてOS 15(Sequoia)をインストールしようとしましたが、再起動でエラーになりインストールが失敗しました。
外部起動では起動はできるため、本体は正常に思えます。
分解してSSDを外すしかないようです。
貼り付けの両面テープを切り剥がして開封します。
HDD取り付け部には何もありません。
SSDはロジックボードの裏側にあるため全分解する必要があります。
SSDはこの位置にあります。
SSDを取り外し、いったん組み戻して再度外部SSDにOSインストールを試します
すると、何事もなくインストールは終了してOSが起動しました。
SSDが不良でOSインストール・起動の邪魔をしていたようです。
SATA ケーブル取り寄せ・500G SSDにOSインストール
SSD故障がわかりましたので、SSD交換してからOSインストールをおこないます。
Mac専用SSDの代わりにNVMe SSDをアダプター経由で使う方法もありますが、今回はSATA SSDを使用します。
ただ、この機種にはSATAケーブルが付いていませんので、専用のSATAケーブルを取り寄せて使用します。
HDDスペースに500G SSDを取り付けました。
液晶パネルも組み戻して、OSインストールにかかります。
OS 15 Sequoia インストール
USBメモリーのインストーラーでOS 15 Sequoiaをインストールします。
SSDをAPFSでフォーマットしてインストール開始。
今度はあっけなくインストールが終わりOSが起動しました。
OSのアップデートもして使用可能になりました。
Apple IDなどは設定が必要ですしデータ・ソフトも戻す必要がありますが、あとはオーナー様ご自身でしていただきます。
Macに限らずWindowsパソコンでもSSDは数値だけでは故障判断ができません。
SSD故障の判定は難しいです。
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