iMac 2017 27インチ CPU故障でフォルダーマーク 2

再起動でエラーを起こしOSインストールが完了しない

macOS Catalina 10.15 の再起動後は、何度か試しても全く起動ができません。
「問題が起きためコンピューターを再起動しました。このまま起動する場合は、いずれかのキーを押すか、数秒間そのままお待ちください。」と表示されますが何の操作もできず勝手に再起動して同じエラーの繰り返しとなります。

インストールするOSのバージョンを変えて試します。

OSインストールが完了しない

macOS Catalina 10.15ではなく 10.12 Sierra から10.14 Mojaveまでをインストールしてみますが、インストール途中の再起動で 「問題が起きためコンピューターを再起動しました。」のエラーとなりました。
Catalinaでも「コンピュータにmacOSをインストールできませんでした。」となってインストールそのものが出来なくなりました。

温度センサーケーブル取り外し・HDDに交換

SSDに交換をするために、HDD温度センサーの追加ケーブルを取り付けています。

こちらの不良も考えられるので、ケーブルの取り外しをしましたが不具合は変わりません。
SSDの不良も考えてHDDに交換して試しましたが、やはり同じエラーが出てOSインストールは出来ません。

メモリーを交換してみる

メモリーテストは正常に終了している上、Apple Diagnosticsでも「正常」表示ですが念のためメモリーの交換もしてみました。
結果はやはりエラーでOSインストールは完了しません。
こうなってくると、ロジックボードかCPUの故障を考えなければなりません。

CPUの交換

ロジックボードと違って、CPUはintelのCore i5 7500なので入手はしやすい。
CPU交換をおこないます。

CPU交換のためにはもう一度ロジックボードを取り外さないとなりませんね。

CPUは通常、パソコンのパーツの中では滅多に壊れないパーツです。
また、CPU異常の場合は電源が入っても起動自体が出来ないことが多い。
そのため、今回のケースではCPU故障はあまり考えられませんが、CPU交換でエラーが出なくなりました。

CPU故障・交換でOS起動可能

珍しい症状ではありますが、CPUの交換にてOSのインストールが出来るようになりました。
OSのバージョンを変えてみても異常はありません。
macOS Catalina 10.15をインストール・アップデートして再起動しても問題なく起動できました。
SSD化しているので、起動も速くて快適です。
今回は、現状の安定性を優先してOS 11 Bigsur にはしていません。

日にちがかかりましたが無事にご返却することが出来ました。

「iMac 2017 27インチ CPU故障でフォルダーマーク 1」

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