IdeaPad L3-15IML05 動作が遅くて固まる

Lenovo IdeaPad L3-15IML05 Type81Y3 SSD換装・メモリー増設

Windows10からWindows11にアップグレードして使っているが遅くて困っている。
データは不要なので、SSD換装・Windows11インストールを前提にお預かりしました。

Lenovo IdeaPad L3-15IML05

CPUはCeleron 5205UでWindows11対応機ですが、メモリー4Gで足りないので増設も検討します。

分解・診断

分解して確認します。

Lenovo IdeaPad L3-15IML05 裏面

ネジをすべて取れば裏蓋は外せます。

Lenovo IdeaPad L3-15IML05 内部

HDD搭載なのが遅い原因の一つに挙げられます。
さらにSMR(瓦記録方式)の記載がありますので、HDDの中でも速度的に不利となっています。
メモリーはオンボードで4G搭載ですがスロットが一つあいていますので、増設は可能です。

HDDのSMARTは正常だが

HDDを取り外しての検査では正常表示でした。

Lenovo IdeaPad L3-15IML05 HDD SMART

なのですが、保全のためコピーを取ってみるとやけに遅い。
念のため全体の読み出しテストをおこなってみると、スピードが落ちる箇所が多く見られました。

Lenovo IdeaPad L3-15IML05 HDDスピードテスト

SMARTには現れない不調で遅くなっているようですね。

メモリー増設

メモリー4GではWindows11の動作には少ないので、4Gを増設しました。

Lenovo IdeaPad L3-15IML05 メモリー増設

BIOSで8Gの認識を確認します。
そのあと、メモリーテストを走らせて、正常が確認できました。
メモリーの交換・増設時にはメモリーテストは必ずおこないます。

SSD交換・Windows11クリーンインストール

データは不要なので、HDDをSSDに交換してWindows11をクリーンインストールします。
容量もそれほど必要ないそうなので、SSDは240Gとなりました。

Lenovo IdeaPad L3-15IML05 Windows11インストール

Windows11をインストール後、Lenovoサイトからダウンロードしたドライバー類を当てていきます。
安定化のため、BIOSもアップデートしました。

Lenovo IdeaPad L3-15IML05 BIOSアップ

元OSがWindows10なのでBIOSアップデートはしておいた方がいいでしょう。

Windows11のアップデートもおこない、各種の調整もおこないます。
マイクロソフトアカウントの情報から、MS Officeの再インストールもできました。

最終確認の上ご返却します。
格段に早くなり快適に使用できると思います。

Lenovo IdeaPad L3-15IML05 修理完了

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