HP Compaq 8000 Elite US/CT
2009年発売のWindows7機ですので、Windows7の最初期のモデルです。
使用中に電源が落ちて、その後電源が入らなくなりました。
業務用でCADソフトを使用していて、何とか復活させたい。
電源はACアダプタータイプで、電圧は正常です。
HDDとDVDドライブを外してみても変わりません。
メモリーは外して別のパソコンでチェックしたら、やはり正常です。
マザーボード異常で交換となります。
同じもので正常品が見つかりましたので、取り寄せます。
コンパクトな筐体なので取り外しに少し手順があります。
前面のプラスチックカバーを外してからUSBなどの前面端子の金属カバーを取ります。
マザーボードをとめているネジを3個取り外し。
そして、CPUのヒートシンクも外します。
このネジが、マザーボードの下でケースに直接ネジ止めされています。
全て外れたら、前面方向にマザーボードをスライドさせるとマザーボードが取り出せます。
吸気口のホコリが凄いことになっています。
ホコリで吸気・廃熱が出来ないと、パソコンは壊れやすくなるので定期清掃は必要です。
逆の手順で取り付けますが、CPUの熱伝導グリスは新しく塗り直します。
HDDは小型PCのため2.5インチHDDが使われていますが、経年劣化で若干のエラーが出ています。
今のところ問題なく起動できますが、エラーは増えていきますので先に新品に交換します。
HDDにシステムをクローンコピーしますが、その前にAHCIドライバーを更新します。
新HDDはAFTですが、CPUがcore 2 duoでこの世代のAHCIドライバーはAFTに対応していません。
対応ドライバーに変更しないといけません。
今回は、IRST(Intel Rapid Storage Technology)の11.7で対応できました。
加えて、Windows updateが出来るか確認します。
その他、チェックして終了です。