HP Probook 450 G5 液晶交換でも本体部の分解が必要
簡単な機種はベゼルだけを外せば液晶交換ができますが、この機種は本体側を分解しないとベゼルの取り外しが困難です。
慎重に分解していきます。
最初は裏側のパネルの取り外しです。
大きい方の蓋を取り外します。
小さい方の蓋にもネジがあります。
M.2 SSDが取り付けられていますが、その隣にはHDDスペースがありますね。
バッテリーを無効化しているので、SSDの取り外しもそのままおこなえます。
ただし、電源アダプターを繋ぐとバッテリーが有効になるので、注意しましょう。
裏側に見えるネジを取っていきますが、プラスねじとトルクスネジが混在しているので、間違えないようにします。
キーボード側の分解
キーボード下にある6個のネジを取ります。
ケーブルは4カ所のみを取っておけば大丈夫です。
この後、上側の黒い部分を外します。
液晶側の部分が非常に外しにくいですが、基本的にははめ込まれているだけですのでとにかく外しましょう。
ここまで分解したら、とりあえずバッテリーを外します。
「バッテリ出荷モード」にしていてもバッテリーは充電された状態ですので、やはり取り外しておいたほうがいいでしょう。
その後の作業が気兼ねなく行えますし、電源アダプターを繋いでも大丈夫です。
液晶ベゼルの取り外し
手前のカバー部分が邪魔をしていて、ここまでの分解が必要になってしまいます。
液晶パネル交換
液晶パネルを取り寄せて交換します。
結論的には液晶パネル不良で、基板部分に損傷があるのではないかと考えられます。
液晶パネルの下部には、パネルの制御基板があります。
この部分に無理な力がかかると、半分だけ映らないなどの症状が出ます。
参考
【Lenovo 320-15ISK 画面右半分が映らない】
ノートパソコンの持ち運びや開閉は丁寧におこなっていただく必要があります。
時間をかけて液晶が正常なのを確認しそのほかの機能も確認して、終了となりました。