nvidiaグラフィックドライバーの無効化
これだけではWindowsがエラーを起こして停止したことしかわかりませんね。
別の方法を使いエラーの原因を探っていきます。
BlueScreenView を使い確認
何度かのブルースクリーンを起こしていますので、ログが残っています。
その内容を表示してくれるフリーソフトがあります。
「BlueScreenView」です。
「BlueScreenView」を起動させて過去におきたブルースクリーンのログを確認します。
下部のピンクになった部分がエラーの表示となります。
一番下に「nvlddmkm.sys」のエラーがあります。
nvidiaのビデオドライバーが原因でブルースクリーンが発生していることがわかりました。
デバイスマネージャーで確認
ディスプレイアダプターには「Intel HD Graphics 630」と「NVIDIA GeForce 930MX」の2つが表示されています。
今回、問題を起こしているのは「NVIDIA GeForce 930MX」の方です。
単純にnvidiaのドライバーが悪いと言うよりはWindows10のv1903(V1909)との相性が悪いと考えるべきでしょうか。
ちなみに、元の環境はv1903でクリーンインストールした物はv1909でした。
自作パソコンなどの環境では特殊な設定をしない限り、nvidia等のグラフィックカードを追加すると自動的にIntelのCPU内蔵グラフィック機能は無効化されます。
そのため、こういった形で内蔵・外付けのディスプレイアダプターが2つ並んで表示されるのは特殊な訳です。
メーカー製のパソコンではこういった構成は目にしますね。
nvidiaディスプレイアダプターの無効化
Windows10のクリーンインストール時に、HPのサイトからダウンロードしたドライバーとnvidiaからダウンロードした最新版ドライバーのどちらでもブルースクリーンが出ているので、930MX自体を無効化することにします。
無効化してもIntelの内蔵グラフィックで通常の使用には問題がありません。
また、デバイスマネージャーでUSBに「不明」なものがあります。
クリーンインストール時にも同様だったのでUSB関連で不良な部分があるようです。
こちらも一緒に無効化しておきます。
デバイスマネージャーで該当の機能を右クリックして、「無効」を選択すれば無効になります。
動画再生で確認
何度かの再起動の後、ネットでの高画質動画を長時間再生してグラフィック機能の確認をします。
問題は発生していません。
その後も時間をかけて検証していきます。
Windows10の大型更新などで再発する可能性もありますが、そのときは再調整をお約束した上でご返却となりました。