Gateway DX4885 使用中勝手に再起動する

専用電源不良・交換

普通に電源が入り起動もするが、5分から30分ほどで勝手に再起動してしまうGatewayのデスクトップパソコンです。

Windows10が通常どおり起動しているのでマザーボードやCPUは正常と思います。
熱関係を疑いますが、その場合は再起動ではなく電源が落ちる可能性が高いですね。

分解してHDDを取り外します。

HDDは正常でした。
HDDを取り外した後にメモリーテストをしてみました。
メモリーテストは再起動もなく最後まで終了しました。
メモリーは正常で再起動の原因ではありません。

次にグラフィックカードを外して、マザーボードからの出力を試しました。
CPUはCore i7 4770なので、CPU内蔵出力が使えます。

Windowsを起動してみると、しばらくしてやはり再起動がかかりました。
グラフィックカードも原因ではありませんでした。

原因は、電源・マザーボード・CPUまで絞られました。

通常であればメモリーの次に仮の正常電源に交換してみますが、Gateway DX4885の電源はコネクターが特殊でATX電源が使えません。

24PINではなく12PINという専用品です。
GatewayのパソコンはACERが製造していて、この頃のACER・Gatewayにしか使えません。
診断には専用電源が必要なため取り寄せをおこないました。

見た目はATX電源と変わりませんが、コネクターが違うのとSATA電源ケーブルがありません。
SATA電源はマザーボードのコネクターから出力されています。
やはり、特殊な専用仕様ですね。

電源を交換してからWindowsを起動させて確認してみると、勝手に再起動することはなくなりました。

電源の一部ラインが弱くなっていて、負荷がかかった時点でリセットボタンを押したような状態になったと思われます。
電源が不安定だとそのまま電源が落ちるパターンが多いので珍しい症状です。

この後、CPUなどの100%負荷テストをかけてみても正常でしたので、内部清掃の上でご返却となりました。

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