Foxconn Core i5 2400 制御用PC 電源・メモリー・HDD交換
制御用に使用しているWindows7(英語版)のパソコンの電源が入りません。
海外製で組み立てはそれほど古くはないようですが、最近のパソコンにはWindows7がインストールできないため、あえてCore i5 2400を使用しているようです。
電源が入らないとのことでご相談を受けました。
Windowsパソコンですが少し特殊ですね。
基本的には組み立てパソコン
内部を見てみると電源サイズは特殊ですが、マザーボードやメモリー・HDDなどは一般的な仕様で診断に問題はなさそうです。
マザーボードも通常の24PINと4PINの電源ソケットでATX電源が代用できます。
電源が入らないのでHDDを外してから、仮電源に交換してみました。
これですんなり電源が入り、BIOS表示が確認できました。
元に戻すと電源が入らないので、電源故障は確定です。
メモリーエラー
仮電源で起動可能になったので、メモリーテストをおこないます。
しばらくするとメモリーのエラーが検出されました。
メモリーは4G 2枚で8Gですが、1枚ずつテストしてもどちらもエラーが検出されました。
別のメモリーを取り付けてみるとエラーは出なくなりましたので、2枚のメモリーは両方とも故障判定です。
HDD故障・交換
HDDは2台取り付けられていましたが、SMART検査では2台とも正常判定でした。
ただ、基本的につけっぱなしのようで、電源投入回数44回で稼働時間は44602時間です。
最初に保全のためデュプリケーターでコピーを取りましたが、通常より時間がかかりました。
仮電源・仮メモリーを使い、コピーHDDで起動を確認しました。
チェックディスクは走りましたが起動はできました。
元HDDで起動確認すると、起動できるときと起動できないときがあります。
翌日になると、「no bootable device」の表示になり起動できなくなりました。
作業用パソコンにつないでも認識できませんでした。
どうやら、システムHDDはギリギリの状態だったようで、デュプリケーターでコピーできたのは運が良かっただけのようでした。
1TのHDDだったので同容量に交換して再コピーすることにしました。
電源・メモリーの交換
電源は同サイズは見つかりませんでしたので、Flex ATXサイズのものを取り寄せました。
サイズは小さいですが同容量で代わりに使用できます。
メモリーも同容量・同一規格のものに交換して、再度テストをしておきます。
写真は交換前のメモリーです。
起動確認
HDDも新しいものに交換して、最終確認をおこないます。
画面は真っ暗ですが元からです。
電源・メモリー・HDDと予想外にいろいろ交換しましたが、無事に稼働できそうです。
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