メモリー接触不良・HDDエラー
WindowsXPで使用のデスクトップパソコン。
電源が入らないが、業務使用のため修理したいとご相談です。
LEDランプは点いているようですが、全く反応がありません。
電源が怪しくはありますが、診断していきます。
分解・メモリー接触不良
側板を取り外し、分解して確認をします。
最初にHDDを外しておきます。
まず試すのは、メモリーを外して差し直してみることです。
電源が入らないときは、メモリー差し直し→電源交換の順に確認します。
メモリーを2枚とも取り外してから、1枚だけ差し直して電源ボタンを押してみたら普通に電源が入り、画面出力もされました。
メモリーを2枚に戻してから、メモリーテストを走らせます。
メモリ自体は正常確認ができましたので、単純にメモリーの接触不良だったようです。
もう一度メモリーを取り外し、メモリー端子に導電処置をしておきました。
HDDエラーあり
電源が入らないのはメモリー接触不良が原因でしたが、別途HDDにエラーが発見されました。
電源が入らなくなったための診断でHDDエラーが発見されたのは、幸運だったかもしれません。
環境をそのまま使用したいとのことで、内容をクローンコピーして新品のHDDに移行することになりました。
ただし、WindowsXPはAFTのHDDには対応していないため、非AFTのHDDを使うことになります。
手元に在庫がある非AFTのHDDは2.5インチでしたので、マウンターを使って取り付けました。
チェックディスク後起動
クローン完了後パソコンを起動させるとチェックディスクが走りました。
Cドライブには過去のチェックディスクの形跡もありましたので、このまま使っていたらWindowsno起動もできなくなっていたかもしれません。
チェックディスクが終わり、無事にWindowsが起動しました。
これでもうしばらくはそのままの環境で作業ができそうです。
長年使っているパソコンは電源故障時にHDDの故障も発覚することがあります。
早めに交換できればそのままの環境で使えますが、起動できなくなってからでは遅いです。
できれば予備のクローンを作成しておきましょう
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