EPSON ENDEVER Pro 3300 WindowsXP TIMEエラー表示で起動できない
EPSONのWindowsXPデスクトップ機。
電源を入れるとCMOSエラーで時刻セットアラームが出ます。
F1キーを押すとセーフモード起動の選択画面になるので、通常起動を選択してもWindowsXP起動画面が一瞬出るだけで再起動してしまいます。
使用できていたときには、高負荷になると電源が落ちる症状も出ていました。
機械的な故障はない
その後一瞬だけWindowsXPのロゴが出ますが再起動します。
HDDが2台搭載されていてRAID1で構成されています。
HDDやメモリーの検査では不具合は見つかりません。
CPUファンのヒートシンクはホコリでかなり詰まっていたので、高負荷時に電源が落ちるのは熱によるものでしょう。
CMOS電池交換
電源投入時に毎回時刻エラーが出るので、CMOS電池の交換が必要です。
電池交換をした後BIOSを設定します。
日付は2002年1月1日になっていたので、2022年にセットします。
BIOSでRAIDの設定が外れている
いろいろ試しているうちにBIOSのRAID設定が解除されているのがわかりました。
パソコンが古いので、RAID設定は「IDE Configuration」内にありました。
「IDE Configuration」内の「Configure SATA AS」項目が標準ではAHCIモードでHDDの単独モードになります。
電池切れでAHCIになり、RAIDモードのドライバーでは起動読込ができなくなっていたのが原因です。
「RAID」に設定変更するとWindowsXPが起動できるようになりました。
チェックディスク・RAID再構築
最初にチェックディスクが走ってからWindowsXPが起動しました。
確認をしてみると、RAID1の再構築が始まっていました。
電源が何度も落ちたのとチェックディスクで、RAID1(ミラーリング)の整合性が壊れたようです。
RAID1はHDD 1台のデータが正常ならRAID再構築が可能です。
RAID再構築は時間がかかるので放置します。
CPUファン・ヒートシンク取り外し清掃
熱暴走対策をします。
マザーボードからCPUファンとヒートシンクを取り外し、ホコリをきれいに掃除します。
熱伝導グリスを新たに塗り直してから再取り付けしました。
WindowsXPですがもうしばらくは使えそうです。
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