dynabook P3T4KSBG SSD換装・ヒンジ修理

dynabook P3T4KSBG P3-T4KS-BG T4/K Windows11で高速化

dynabook P3T4KSBGが真っ黒な画面にマウスポインターのみになり先に進まない。
元々遅かったので高速化したい。

dynabook P3T4KSBG

Core i3 8130Uでそこまで低性能ではないですし、メモリーも8G搭載されています。
HDD仕様なのでそこがボトルネックになっているようです。

機械的には正常

分解・診断をしていきます。
バッテリーを外してから、裏面のメモリー蓋を取ります。

dynabook P3T4KSBG 裏面

多数のネジを全部取り、裏蓋を外します。

dynabook P3T4KSBG 内部

HDDがありましたので取り外して検査をしましたが、エラーが出ているわけでもありません。
メモリーテストも正常に完了しました。
やはりSSD換装して高速化をすることとなります。

開閉時に音がする

お預かりするときに気づきましたが、開けるときに「パキッ」と音がします。
少しぐらつきもありますので、分解して液晶側ヒンジ部を確認します。

dynabook P3T4KSBG 液晶側分解1

銀色の部分を外側にスライドして取り外すと、ネジがあります。

dynabook P3T4KSBG 液晶側分解2

ベゼルを取り外して液晶も外してみると、右側のネジ受けが3個破損しています。

dynabook P3T4KSBG 右ネジ受け破損

左側は液晶パネルの止めねじ部が割れていました。

dynabook P3T4KSBG 左ネジ受け破損

今回のご相談外ではありますが、固定補修をおこなうこととなりました。
大きく割れてしまう前の軽微な段階で被害が少なめでした。
別件でお預かりしたので、良いタイミングでした。

SSD交換・Windows11インストール

SSDに交換して高速化をするので、Windowsは入れ直します。
Core i3 8130UでWindows11対応パソコンなので、リカバリーではなくWindows11をクリーンインストールしてから環境調整をします。
SSDは価格とデータ量を考えて、SATAの240Gを選択しました。

dynabook P3T4KSBG Windows11インストール

Windows11をクリーンインストールした後、元環境から取り出したファイルを使いドライバーをインストールします。
その後、dynabook環境を戻して付属のアプリを入れていきます。

一部のアプリは戻せませんでしたが、クリーンインストールから元環境に近づけることが出来ます。

ヒンジ補修・機能確認

ヒンジ部の補修も完了しました。

dynabook P3T4KSBG ヒンジ修理

蝶番のネジを少し緩めて開閉のテンションを減らしてあります。

最終の機能確認。

dynabook P3T4KSBG 完了

ご返却時に起動のスピード確認をしていただきました。
液晶の開閉は、最後まで丁寧におこなっていただくことと、中央部を持っていただくことをお伝えしておきます。

SSD換装で快適にお使いいただけると思います。

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