DELL Alienware m15 Ryzen Edition R5 液晶不良・交換

DELLのゲーミングノートパソコンの液晶が真っ黒のままで何も映りません。

店頭で試したところ、外部モニターでのWindows起動は確認できましたので液晶不良の可能性が高いです。
診断で確認していきます。

分解・裏面

このパソコンの分解には手順があります。

まず、裏側に見えているネジを外し裏蓋を外します。
これで一通りのメンテナンスはおこなえますので良い設計と思います。

後ろ側のカバーを外すため、左右にあるネジを外します。
パソコン後ろ側のIN・OUT端子部分にあるネジも2個外した後、後ろ方向にスライドしてカバーを取り外します。

この段階でバッテリー端子を外して、NVMeのSSDを取り外してチェックして正常を確認しました。
メモリーテストも済ませ正常確認できました。

液晶取り外し

パソコン上側にある2個のヒンジネジを取って上半身部を外します。

ベゼルは填め込みなので丁寧に取り外します。

液晶パネルは両面テープで貼りつけられています。
下に見えるベロ部分を持って、引っ張り出すと外れます。

テープは無理に引っ張ると切れてしまいますが、注意して取り外すと液晶が外せます。

液晶パネル発注

液晶パネルを取り外して型番を確認します。

液晶パネルも通常では互換型番があって共通で使用できるものが見つかります。
今回の液晶はゲーミング向けで、リフレッシュレートは165Hzの高速タイプです。
コネクターも40pinのナロータイプでなかなか同じものが見つかりませんでした。
40pinのナロータイプは、横幅が一見同じコネクターでも専用仕様となっていて流用が出来ません。

調べているうちにやっと使用できるものが見つかり、入手することができました。

液晶パネル交換・確認

入荷したパネルを取り付けて組み立てます。
正常確認のための数時間のチェックも終わりました。

その他の機能確認の上で完了です。

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