DELL Inspiron 7415 液晶側右ヒンジ破損

DELL Inspiron 7415 2-in-1 ヒンジネジ受け特殊固定補修

Inspiron 7415は360℃回転させてタブレットとしても使えるノートパソコンです。
360℃回転させるためには蝶番が特殊な形となり、ヒンジ部に対する負荷がどうしても高くなります。
HPのx360なども同様で、ヒンジ破損の多い機種であります。

DELL Inspiron 7415 ヒンジ破損

最近の小型パソコンでは液晶上半身のバックパネルが金属のものが多くなっていて、このタイプもヒンジ割れが多発しています。
今回のパソコンはどちらにも該当しています。
修理していきましょう。

分解

パネルの開閉は危険ですので、開けたままで分解します。

DELL Inspiron 7415 裏面

裏面のネジを取り裏蓋を取外します。
内部が見えて最初にバッテリーコネクターを抜いておきます。

DELL Inspiron 7415 内部

m.2のSSDを外して検査をおこない、正常確認しました。
このあと、メモリーテストを起動させてメモリーも正常確認ができました。

DELL Inspiron 7415 内部2

液晶上半身を取外すため、ディスプレイコネクターとWiFiケーブルを取ってヒンジのネジを取ります。

液晶側分解

液晶側の分解では、最初に下方の細長い目隠しカバーを取外します。

DELL Inspiron 7415 液晶側分解1

細くて薄いので割れそうで怖いですが、慎重に外していきます。
カバーを取るとネジが4個出てきますので、これも取ります。

DELL Inspiron 7415 液晶側分解2

液晶パネルは両面テープ貼りです。
ヒンジ金具のところに出ている、黒い部分を引っ張ると伸びてきますので慎重に剥がします。

DELL Inspiron 7415 液晶バックパネル

右側ヒンジはプラスチックのプレートごと大きく剥がれてしまっています。

特殊接着固定

バックパネルは金属でその上にプラスチックの台座が貼り付けられています。
プラスチック台座にネジ受けがありますが、台座ごと剥がれてしまうのでは完全に接着強度不足です。
金属とプラスチックを貼り合わせるのは、なかなか難しいです。

当店ではドリルで穴を開けることなく、独自の方法で貼り合わせをしています。

DELL Inspiron 7415 ヒンジ貼り合わせ

きれいに取り付けができました。

組立て・確認

全体を組み戻し確認します。

DELL Inspiron 7415 完成

ヒンジ部の出来具合です。

DELL Inspiron 7415 ヒンジ補修後

接着固定の場合若干の隙間ができることもありますが、強度は問題ありません。
きれいに仕上がりました。

各種機能チェックしてご返却となりました。

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