DELL Inspiron 660s 電源が入らず起動しない

DELL Inspiron 660s 電源故障・交換修理

電源ボタンを押すと、一瞬だけランプがオレンジに点灯するが電源が入りません。オレンジのランプも一瞬だけで消灯します。
DELLのパソコンの電源ユニットに付いている通電確認用LEDは緑に点灯しています。

まずは分解して診断ですね。

ドライブ類・CPUファンカバーを外す

サイドパネルを外します。

小さめのケースなので、あまり隙間がありませんね。作業のため分解をしていきます。
フロントのカバーを外した後、DVDドライブとHDDのマウンターを取り外し。

CPUファンには外気導入用の大きなカバー(ダクト)が付いています。爪ではめ込まれているだけなので外していきます。
この時点でHDDのチェックを行い、正常なのを確認しました。

仮電源を接続

電源が入らないときに最初に行うのは電源を交換してみることです。
マザーボードから電源のコネクターを外し、外部においた別電源からケーブルをつなぎます。

構成は「最小構成」です。これで電源ボタンを押してみます。
電源が入り、画面出力がされました。
そのままの状態でメモリーのテストを行います。

メモリーテストも問題なく終了です。

電源ユニット取り寄せ

同じ型番の電源ユニットが入手できそうなので、発注取り寄せします。
今回は、海外からの取り寄せです。

入荷には1週間強かかりました。
電源ユニットは同じ物なので安心できますね。故障した電源と取り替えます。

組み立て・起動確認

元通りに組み立てていきます。起動の確認と機能の確認を行います。

OSはWindows10にアップグレードされています。

DELLのデスクトップパソコンの電源ユニットに付いている、通電確認用LEDランプが点灯していないときは、ほぼ電源の故障で間違いないはずです。
電源の出力にも何種類かのラインがありその一部だけがだめな場合があります。
通電確認用LEDランプが点灯していても電源交換が必要な時があったりします。

電源以外の故障でなくて幸いでした。

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