DELL Inspiron 2350 ブートエラー・ウイルス感染 1

BIOS設定不良

黒い画面が出て起動しなくなったパソコンです。
ブータブルメディア(Windowsのディスク)が見つからないというエラーが出ます。

通常、この場合はHDD故障が多い。
ただ、オーナー様自身で2年ほど前にSSDに交換していて、元のHDDに変えてみても起動できなかったのが気になります。

BIOSのブート設定がLegacyになっている

元OSはWindows8ですがアップデートでWindows10になっています。
Windows8以降の場合、通常はBIOS設定画面ではブート設定は「UEFI」となっていることが多い。
「UEFIモード」と「Legacyモード」には起動の互換性がありません。
「UEFIモード」でOSがインストールされていると「Legacyモード」での起動に失敗します。

結論を書けば、起動モードが「Legacy」に設定変更されていることが原因でした。

この部分が「Legacy」になっていたため、Windowsの入っている起動ドライブを見失っていたのです。
通常のパソコンではBIOS内にBoot Modeの設定変更メニューがありますが、Inspiron 2350では変更する方法がなく文字はグレーのままです。

Boot MenueからBoot Modeの変更

Inspiron 2350でのBoot Modeの変更は「Boot Menue」からおこなうことが可能です。

電源投入時に「F12」を連打すると「Boot Menue」が表示されます。

一番下にある「Chenge Boot Mode Setting」を選択します。

「Chenge Boot Mode to:」の下に「Legacy Boot Mode」「UEFI Boot Mode」が並んでいて、ここで切り替えが可能です。

UEFI設定で起動可

通常のBIOS内で変更ができない理由がわかりませんが、上記の設定で「UEFI」に変更が出来ました。
「UEFI」設定に変更することにより、Windowsの起動は可能となりました。
通常はこのままのご返却なのですが、ウイルス感染が見つかっているためWindows10の入れ直しをすることになりました。

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