DELL GX260 Windows2000 起動途中で再起動 1

HDD交換・Windows2000の新規インストール

工場の機械制御に使うためWindows2000の中古パソコンを購入したが、1ヶ月半で起動途中で再起動を繰り返すようになりました。

保障期間は1ヶ月でそれを過ぎていたため購入先では対応を断られたそうです。
Windows2000パソコンでなければできない作業があるそうなので、診断・修理をおこないます。
フロッピードライブ付きでないといけないそうです。

HDD故障・使用時間22800時間

DELL GX260 CDドライブやフロッピードライブも無事で機械としては正常品です。

ある意味すごいのですが、中古とはいえ1ヶ月半で起動できないようでは販売店自体が信頼できませんね。
内部を見てみましょう。

サイドにあるボタンを押しながら引き上げると写真のように開きます。
下側に電源とマザーボード、上側にHDD・CD・フロッピーのドライブ類があります。
CDドライブやHDDはIDE(パラレルATA)接続で、幅広のケーブルが使われています。
HDDを取り外してみると「MARSHAL」のHDDでした。

MARSHALのHDDというと製造メーカーがMARSHALかと勘違いしますが、HDDを製造しているメーカーは世界に3社しかありません。
Seagate・Western Digital・東芝の3社でブランド名として日立が残っているぐらいです。

MARSHALのHDDは他社の中古HDDをリファービッシュと称し、再生して自社ブランドで販売をしています。
いずれにしろ中古品には変わりはありません。
今回のHDDは使用時間が22806時間で中古品販売でも使用しないレベルです。

代替処理済みセクターも出ていてHDDが出荷時に正常品だったかどうかも疑わしいですね。

HDD交換・Windows2000のライセンスがない

HDDは故障状態なので新品のHDDに交換します。
在庫で80GのIDE HDDがあったのでそのまま交換していきます。
現在主流はSATAタイプなので場合によってはSATA→IDEの変換アダプターを使用しますが、IDE HDDのほうが安心して使えます。

HDDは問題ありませんが、Windows2000がインストールされているにもかかわらず、パソコンにはWindowsXPのライセンスシールしかありません。
どうやら販売時にWindows2000のダウングレードインストールをしているようですが、ライセンスコードの添付がないのはいただけません。
正規ライセンス品をインストールしていないということになります。
Windows2000のライセンス認証はMicrrosoftのオンライン認証が不要なので、非正規のコピーなのでしょうか。
といっても当店では同じ事はいたしません。

DELL GX260 Windows2000 起動途中で再起動 2 に続く

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA