ASUS K55A-S0472HS 電源は入るが真っ暗・HDD故障
電源を入れても、画面がうっすらと明るくなるだけで起動しません。
こういった場合、多いのはメモリー故障などですが、今回はHDDの故障でした。
HDD故障・交換
HDDの故障の仕方によっては、電源が入らなかったり、電源は入っても何も表示されないことがあります。
今回はHDDを外したら画面が表示されました。
HDDを新品に交換して、OSをリカバリーすることになります。
しかし、HDDのクローンが途中で止まります。
HDDクローンが止まる
通常手順のクローン機でコピーを取ります。
しかし、10%で止まり先に進めません。
機械を変えて「リバースコピー」で後方からのコピーに切り替えます。
コピーが始まり進んでいきますが、75%ほどで止まってしまいました。
完全なクローンは取れません。
Windowsがインストールされている、Cドライブは復元できません。
でも、先頭の「OS予約領域」と最後にある「リカバリーデータ領域」はコピーが出来ています。
リカバリー
データは必要ないので、リカバリーのみを試します。
出来ない可能性もありますが、だめな時はクリーンインストールに移行します。
電源を入れて「F9」キーを押すと、リカバリーメニューが起動しました。
そのまま進めると、HDDリカバリーが進行していきました。
終了して、Windows8が起動しました。
だめかもしれないと思っていたので、嬉しい誤算です。
リカバリーデータが残っている時は、やってみるものですね。
リカバリーメディア作成
データ異常のHDDからDtoDでリカバリーをしているため、できるならリカバリーメディアで起動してHDD全体を書き戻したい。
しかし、ASUSのWindows8機にはリカバリーメディアの作成機能が搭載されていません。
Windows8の回復ドライブ作成機能で作っても、使えないものが出来上がります。
では、どうするのでしょうか。
「ASUS Back Trucker」がリカバリーメディア作成ツールなのですが、標準ではインストールされていなくてHDDからのリカバリーしか出来ない仕様になっています。
「ASUS Back Trucker」はダウンロードしてインストールしないと使えません。
なぜソフトはあるのに、標準ではないのかは謎です。
インストールさえ済めば、USBメモリーにリカバリーメディアは普通に作成できます。
USBメモリーからのリカバリー
USBメモリーから起動させると、リカバリーメニューが起動します。
後は通常通りリカバリーが進みます。
Windows8のため、8.1にアップグレードし、ドライバーやWindowsのアップデートも済ませます。
メモリーの増設
元々の搭載メモリーは2Gです。
64bitのOSで2Gは少ない。
2Gを1枚追加して4Gにします。
2Gに比べるとさすがに起動も速くなり、動きも軽くなります。
各種テストの上で終了です。