Windows Update不具合でMS Accessが使用できない
11/13のWindows Updateで配信されたOfficeのセキュリティ更新プログラムで、「クエリーは破損しています」と表示され使用できない症状が出ています。
画像は正常なものです。
更新プログラムを削除すれば使えるようになりますが、その後に更新を停止しないとまた同じ事になりかねません。
削除する更新プログラム
Officeのバージョンによって削除するプログラムが違います。
・Microsoft Office 2010 (KB4484127) 32ビット版のセキュリティ更新プログラム
・Microsoft Office 2013 (KB4484119) 32ビット版のセキュリティ更新プログラム
・Microsoft Office 2016 (KB4484113) 32ビット版のセキュリティ更新プログラム
不具合の修正は、2019月12月10日の更新で修正がされるそうですがもう少し早くしてほしいと思いますね。
削除の手順
Windows10での更新プログラムの削除手順です。
「スタート」ボタンから「設定」を開きます。
Windowsの設定の中から「更新とセキュリティ」をクリックして開きます。
Windows Updateが開き、「更新の履歴を表示する」と「詳細オプション」が見つかります。
「更新の履歴を表示する」でセキュリティ更新プログラムの削除をおこないます。
「詳細オプション」は後ほど使用します。
「更新プログラムをアンインストールする」をクリックします。「更新プログラムのアンインストール」が開きます。
削除したい更新プログラムをクリックすると「アンインストール」のボタンが現れるので、クリックすると削除がおこなわれます。
これで削除は終わり、Accessは正常に戻ります。
更新を止める
削除してもまたWindows Updateで再度インストールされるのを防ぐ必要があります。
Windows8.1・7は「更新プログラムの非表示」という機能で非表示にすることによりインストールを回避できますが、Windows10には非表示の機能がありません。
Microsoftから専用ツールをダウンロードすれば非表示にできるのですが、もう少し一般的な方法で更新を停止します。
Windows Updateの画面で「詳細オプション」を開きます。
MS Officeの不具合なので、一番上の「Windowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムを受け取る」をオフにすればOfficeの更新は停止されます。
または、「更新の一時停止」で30日程度Windows Update全体の延期をおこないます。
こちらは、Office関連以外も含めすべてのアップデートが停止されます。
どちらをおこなってもいいのですが、12/10過ぎに必ず元に戻してください。
そのまま忘れていると、セキュリティ更新がされませんので危険度が増してしまいます。
しかし、こういった処置が必要な不具合が定期的に起きますね。
何のための更新なのかわかりません。
修正プログラム
11/19追記
修正プログラムの予定が変更されました。
さすがに問題が大きかったようですね。
バージョン | 配布予定日 | 修正プログラム(リンク) |
Access 2010 | 2019/11/22 | KB2986256 |
Access 2013 | 2019/11/22 | KB2965317 |
Access 2016 MSI | 2019/11/18 | KB4484198 |
Access 2019 Volume License |
2019/12/10 | |
Access for Office 365 Access 2016 C2R Access 2019 |
2019/11/ |
[更新法]Officeソフト起動→ファイル → アカウント → 更新オプション → 今すぐ更新 |
Access for Office 365 Semi-Annual (1901) |
2019/11/25 | [更新法]Officeソフト起動→ファイル → アカウント → 更新オプション → 今すぐ更新 |